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最近ではLDK一体型の間取りが主流となり、対面キッチンが人気を集めています。
しかし、必ずしも対面キッチンが正解というわけでもないのです。
ご自身のライフスタイルや間取りによってキッチンの使い方も様々です。
壁付けキッチンのメリット・デメリットを比較してご自身にあったキッチンを見つけてみましょう。
壁付けキッチンとは?
壁付けキッチンとは、作業台の前面が壁に面して取り付けられているキッチンのこと。「ウォール型キッチン」「背面キッチン」などと呼ぶこともあります。
一方、リビングの方に向かって作業するよう配置されたキッチンを対面キッチン(対面式キッチン)といいます。近年は「料理をしながらリビングの様子を見ることができる」といった理由から、小さい子どもがいる家庭からの人気も高く、対面キッチンが主流になっています。
一見すると、壁に向かって作業するタイプの壁付けキッチンは、視界も狭く使いづらいように感じてしまいますが、実は壁付けならではのメリットも多くあります。
たとえば、料理の際に水はねや油はねを気にせず調理に集中できる点。また、対面式やアイランドキッチンのように動線を考慮して通路幅を確保する必要がなく、省スペースである点もポイントです。
壁付けキッチンのメリット
ここでは、壁付けキッチンの4つの大きなメリットについて、詳しく見ていきましょう。対面キッチンと比較しながら解説していきます。
省スペースである
一般的に、キッチンを快適に使うためには80〜100cm幅の通路が必要とされています。
対面式(とくにアイランド型)の場合、作業台の周りや背面に通路を確保するために広いスペースが必要となります。
一方、壁付けキッチンであれば必要なスペースは一面だけで済むため、リビング空間を圧迫することがありません。
また、部屋の角に合わせてL字型にキッチンを配置することも可能。変則的な形状の部屋でも対応しやすい、食器棚などの家具も配置しやすいといったメリットもあります。
煙や臭い、水撥ね・油跳ねが気にならい
対面式はコンロがリビングの方に向いているため、料理の際に出る煙やにおいがキッチン外に広がりやすくなります。油はねや水はねも同様です。
一方で、壁付けキッチンはコンロが壁に向かって設置されているため、煙やにおいがリビングに広がりにくいのがメリット。たとえ油はねや水はねがあっても、壁をサッと拭けばお手入れ完了。メンテナンスのしやすさも魅力です。
換気扇や収納のレイアウトがしやすい
対面キッチンはリビングに向かってコンロが設置されているため、換気扇(レンジフード)もリビングに向かって設置します。最近はデザイン性の高いレンジフードが増えていますが、それなりに大きさが必要なので、リビング空間に圧迫感を与えてしまうことも。
また、対面キッチンでは油はね防止パネルをコンロ前に設置するのが一般的ですが、これがデザイン的に「リビング空間に馴染まない」という悩みになることもあります。
その点、壁付けキッチンは換気扇や吊り戸棚も壁に向かって配置され、油跳ねパネルも不要。リビング空間に圧迫感を生み出す可能性は低くなります。
金額を抑えやすい
コスト面でも、対面式に比べて壁付けキッチンは安価で、選択肢も多いです。
対面キッチンの場合、リビング側に腰壁やカウンターといった仕上げが必要です。腰壁やカウンターのいらないアイラン型のフルフラットキッチンを設置する方法もありますが、アイランド型のフルフラットキッチン設備は高価な商品で、物件によっては配管経路が課題になる場合もあります。
一方で、壁付けキッチンは一面のみに仕上げを施せばいいので、工事費用も対面式に比べて安価に抑えることができます。
壁付けキッチンのデメリット
メリットだけでなく、デメリットについても確認していきましょう。
こちらも対面式キッチンと比較しながら解説していきます。
コミュニケーションがとりづらい
対面キッチンは、「リビングにいる家族や客人とコミュニケーションを取りながら料理したい」というご要望から検討される方が多いようです。
壁付けキッチンは、リビングやダイニングに背を向けて料理や洗い物をすることになるため、コミュニケーションの取りづらさはデメリットの一つといえるでしょう。
そのため家族とコミュニケーションを取りたい、小さい子供がいるので目を離したくない、といった希望が第一優先の人には、壁付けタイプは不向きです。
また、朝の忙しい時間帯に料理をしながらニュース番組をチェックしたいという人も、壁付けタイプのキッチンは不向きといえるでしょう。
ですが、裏を返せば「料理や洗い物など、作業に集中したい」という人にとっては、壁付けキッチンのレイアウトはメリットです。何かに視線を奪われる可能性がなく、作業に没頭できる理想的な空間を実現できるでしょう。
リビングから丸見えになりやすい
対面キッチンの場合、腰壁やカウンターが目隠しになり、キッチンの中まではリビングからは見通せません。
壁付けキッチンの場合、独立した「台所」とするなら視線は届きませんが、リビングの壁に配した壁付けキッチンは(部屋の形状やレイアウトにもよって程度は異なりますが)リビング空間からキッチンの中がすっかり丸見えになります。
調理器具や食器、食材、調味料など、生活感を感じさせやすいこまごましたモノの収納は、よく考えて計画的に収める工夫が必要。同様に、冷蔵庫や電子レンジといった調理家電の置き場も課題になりやすいです。
生活感を隠すためには、収納を充分に確保することが重要。また、リビングに向かってカウンターやワゴンを置いて目隠しにする、といった方法もあります。
作業動線が長くなりやすい
対面式の場合、背面に食器棚や調理家電を置いて、振り向く動きで動作を完結できます。
対して、壁付けキッチンの動線は一直線。シンプルですが、距離は長くなりがちです。冷蔵庫などの家電はキッチン横に置くのが一般的で、どうしても調理している場所から二・三歩は歩くことになります。
効率のよい動線を確保するポイントは、次の章でくわしく解説しましょう。
壁付けキッチンのレイアウトのポイント
前述の通り、LDKの一角に壁付けキッチンを設置すると、生活感が丸見えになりやすいデメリットがあります。そのため、調理器具や食器、食材、調味料の収納計画はよく考える必要があります。
スペースに余裕があるなら、リビング側に対面式カウンターを設置するのも良いでしょう。上手く利用すれば収納を増やすと同時に、キッチン内部の目隠しにもなり、プラスアルファの作業台としても役立ちます。
あるいは、キッチンスペースをシンクとコンロの二列に分けてレイアウトする「Ⅱ型キッチン」を採用するのも一つの方法です。コンロを壁側に、シンクはリビングに向かって設置すれば、煙や匂いが広がりにくく、洗い物は家族と会話しながら……と場面によって良いとこ取りのレイアウトとなります。
生活感をなるべく隠したいときは、リビングとキッチンを一体化させない「独立型キッチン」という選択肢もあります。リビングやダイニングから遠くなるため配膳の利便性は低くなりますが、多少キッチン内が散らかっていても、リビングやダイニングからの視線を気にする必要がなく、調理で出る煙や匂いが流れていきにくいのがメリットです。
まとめ
対面キッチンが主流となった現代ですが、壁付けキッチンには対面式にない良さがいくつもあります。特にハードにキッチンを使用する方には、壁付けキッチンは実用性の面でメリットの多い選択肢です。
「どんなタイプが自分たちに合っているかわからない」と迷っている方は、ぜひ一度miyabiにご相談ください。
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