2022.10.05
リノベーション

マンションの防音リノベーション効果的な対策について

テレビや雑誌などでしばしば話題となるマンションの騒音問題。
マンション生活を始める人にとっては騒音をきっかけに近隣住民とトラブルになったり。。
この記事では、気になる音の種類に応じた効果的なリノベーション工事の内容などについてご紹介します。

音の種類で異なる防音対策

防音リノベーション工事に必要なのは、壁や床、窓の防音性能の強化です。話声やテレビの音声は壁、足音は天井や床、外の騒音は窓ガラスとサッシ、音の種類によってそれぞれ対策が大きく異なります。

戸境壁の遮音リノベーション工事で生活音をガード

人の話声やテレビの音声の音漏れは、壁が原因にあります。
リノベーションする際には、隣の住戸の間の壁は、遮音等級D-55以上が理想的です。(一般成人が話す声のボリュームは約55dB)

戸境壁のコンクリートの厚さが不十分だったり、天井や床との取り合いに隙間があったりする場合には、壁の遮音性能を高める対策が必要です。

戸境壁の遮音性能を高めたり、太鼓現象を防ぐには、下記の図のようにコンクリートの上に木下地を組み、下地ボードとの間に空間を作成。
その中に遮音シート・吸音材を挟み込めば問題を解決できます。

また壁を増設する場合、お部屋が少し狭くなるので、注意が必要です。
全ての壁に防音を施さずとも、リビングや寝室などに部分的な対策で充分に緩和される可能性があります。
隣室への音漏れが気になるケースでも、子供部屋や水回りなど、音の出やすい場所を検討して対策するのが良いでしょう。

床材で階下の物音を軽減

足音が響く原因には床にあります。
人が歩くドスンという衝撃音は、話し声やテレビの音漏れとはメカニズムが違い、床から階下の天井に響きます。こういった現象を防ぐためには遮音性能にすぐれた床材に変えましょう。

簡単な対策としては、カーペットやタタミ、コルクといった床材を敷いて衝撃音を吸収する方法があります。
あるいはフローリングであっても遮音性能LL-40/LL-45の遮音フローリングを選べば、足音の響きは軽減できるでしょう。
フローリングの種類も各メーカーからかなりの種類がでているので、お部屋全体の雰囲気に合わせて選べます。

また床構造によっても、音の響きやすさは大きく異なります。
スラブに直接フローリング等を張って仕上げる直床は音が反響しづらいため、防音対策としておすすめです。
対して、仕上げの床とスラブの間に空間のある二重床は、音が反響しやすいため、床下空間を100mm以上とったり、スラブの上に緩衝材を敷いたりといった工夫が必要です。

上階の足音が気になる場合は、天井に防音処理が必要です。
天井クロス下地に防音性能の高いボードを使用したり、遮音シートを貼ったりすれば、音を軽減できるでしょう。

それでも上階の音が気になる場合には、管理組合を通じて上階にお住まいの方と話し合い、床に遮音対策を施してもらうのも方法のひとつです。
遮音フローリングやコルクシートを設置すればトラブルを解消できるでしょう。

二重窓で外からの騒音をカット

自転車の走行音や通行人の声など、外からの騒音対策は窓のリフォームが有効的です。
ただし、マンションの窓ガラス・窓サッシは共有部分であるにで、勝手に取替えらないのが難点。そのため窓の内側にもう一枚窓を設け、外からの音を二重ロックする対策がよいでしょう。

防音タイプの通気口で音漏れを防ぐ

防音の落とし穴となりがちなのが通気口です。
各居室に取り付けられたスリーブ(スラブを貫通して筒を通した給排気口)や水回り・ガス回りに設置された換気口から音が漏れている場合もあります。

防音タイプの通気口に交換すれば、屋外の騒音を遮り、室内の音やお隣や上下階に漏らさないようにすることが可能です。
専用のものであれば換気もされるので安心です。

注意すべきは決して通気口をテープ等でふさがないことです。
換気がうまく起こらず、結露やシックハウスなどのトラブルを起こす原因となります。

interiorの配置で防音対策

大規模なリフォーム以外にも、家具の配置を変更することでも防音効果が期待できます。
背の高い本棚や洋服箪笥を壁側に設置すれば、洋服や本が音を吸収できます。
また窓辺に遮音カーテンを下げれば、外の騒音も通常のものよりガードできます。防ぎたい音の種類に合わせた遮音カーテンもあるので、今の環境に合うものを選びましょう。

ただし、限度を超えた騒音に関しては、防音リノベーションやインテリアの変更では解消しない場合があります。
もし過度な騒音を起こす隣人がいた場合には、管理組合に現状を報告して解決を図りましょう。
その場合、管理会社の規約にどのような騒音条件がNGとして記載されているかも必ずチェックしましょう。
夜21時以降の楽器の演奏やホームパーティーの禁止など、特定のルールに反している場合には、問題解決がスムーズになされる場合があります。

注意が必要なのは、直接住人に苦情を入れると大きなトラブルに発展する可能性があることです。
騒音の原因は特定が難しく、隣人のものとは限らない場合があるので、管理組合を通じて検証してもらうのが解決の最善策といえるでしょう!

騒音を出す側にならないために

最後に、自分が騒音を出す側になり、トラブルに発展するリスクを避けるための対策を紹介します。
部屋の音はちょっとした工夫で、外側に響きにくくなるような対策をできます。
壁にピッタリ設置すると、隣に振動が伝わって音が大きく響きますが、10cm程度の空間があれば、空気層が音を吸収して、隣戸に音が届きにくくなります。

掃除機や洗濯機といった家電の稼働音に関しては、静音仕様の家電が市販されていますので、そういった機能のあるものを購入するのもよいでしょう。

楽器を演奏する機会が多い場合には、夕方以降は消音器具を使用するようにしましょう。
また消音器具をつけても完璧に防音するのは難しいため、隣の住戸と隣接する部屋では、極力演奏を避けた方が安心です。

時間を気にせず練習したいという方は、簡易防音室の設置がおすすめです。
防音室の大きさや機能に応じて販売されています。
大手楽器メーカーが取り扱っている場合が多いので、自分の楽器の種類や必要な広さを販売員と相談してみましょう。

さいごに

マンションで静かに暮らすためにはリノベーションはもちろんインテリアの配置変更や家具選びなど、さまざまな方法で対策が可能です。
隣り合っている住戸に迷惑にならないよう適切な方策を選べば、双方がストレスなく暮らせます。
どのような対策が自分の住まいに必要なのか、防音リフォーム・リノベーションのご相談も承ります。
お気軽にご相談くださいませ。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

▼▼施工事例▼▼

miyabiの事例一覧はこちら >> 施工事例

▼▼EVENT▼▼

見学会や相談会はこちら   >> イベント

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

資料請求ページはこちら >> Click Here

ご来店問合せはこちら  >> Click Here

一覧へ戻る
instagram
Pinterest