リノベーションをご検討されている皆様にとって、床材選びは重要な要素のひとつではないでしょうか。近年、住宅やオフィスのリノベーションにおいて、塩ビタイル(塩化ビニル製のタイル)を選ばれる方が増えています。今回は、リノベーション会社として日々お客様とお話しする中で感じる塩ビタイルの魅力と、長くきれいにお使いいただくためのお手入れ方法について、お伝えしたいと思います。
塩ビタイルがリノベーションで選ばれる理由
リノベーションの現場では、お客様のライフスタイルやご予算、施工期間などさまざまな条件を考慮しながら床材をご提案しています。その中で塩ビタイルが注目されているのには、いくつかの理由があります。
水回りのリノベーションに適している可能性
塩ビタイルの大きな特徴のひとつは、防水性が高いとされている点です。キッチンや洗面所、トイレといった水回りのリノベーションでは、水はねや湿気への対策が重要になります。従来の畳やフローリングは水に弱いとされていますが、塩ビタイルであれば水拭き掃除も可能なため、水回りのリノベーションでご提案することが多い床材です。ただし、施工方法や接着剤の種類によっては注意が必要な場合もありますので、専門業者にご相談されることをお勧めします。
デザインの豊富さと施工のしやすさ
リノベーションでは、既存の空間を新しいイメージに変えることが大きな目的のひとつです。塩ビタイルは、木目調、石目調、タイル調など、デザインのバリエーションが豊富だと言われています。お客様の理想とするインテリアに合わせて選べる点は、リノベーションにおいて大きなメリットになるのではないでしょうか。また、比較的施工がしやすく、工期の短縮にもつながる可能性があるため、お住まいになりながらのリノベーションをご検討されている方にもご提案しやすい床材です。
コストパフォーマンスの良さ
リノベーションでは、限られたご予算の中で最大限の効果を得ることが求められます。塩ビタイルは、一般的に無垢フローリングなどと比較して初期費用を抑えられる傾向にあるようです。また、部分的な張り替えが比較的容易だと言われているため、将来的なメンテナンスコストも考慮に入れやすいかもしれません。ただし、品質やデザインによって価格帯は幅広いため、ご予算とご要望のバランスを考えながら選ばれることをお勧めします。

塩ビタイルの特徴と知っておきたい注意点
リノベーションで塩ビタイルをご検討いただく際に、お客様にお伝えしている特徴や注意点についてご紹介します。
メンテナンスのしやすさ
塩ビタイルは、日常的なお手入れが比較的簡単だと言われています。防水性があるため水拭きができ、リビングやダイニング、キッチンなど、さまざまな部屋でご使用いただけます。お忙しい日々の中でも、無理なくきれいな状態を保ちやすいのではないかと考えられます。
耐久性について
塩ビタイルの耐久年数は、一般的に10年から15年程度と言われることが多いようです。無垢フローリングなどと比べると、やや短めかもしれません。表面が柔らかい素材のため、重い家具を長時間置いたり、引きずったりすると、傷や凹みがつきやすい傾向にあるようです。ただし、定期的なメンテナンスを行うことで、長くお使いいただける可能性もあります。リノベーション時には、将来的な張り替えのしやすさも考慮に入れてご提案することを心がけています。
熱への注意
塩ビタイルの素材であるポリ塩化ビニルは、一般的に熱に弱いとされています。融点は85~210℃程度と言われており、他の床材と比較すると低めのようです。そのため、床暖房を設置される場合や、暖房器具を直接床に置かれる場合には注意が必要かもしれません。リノベーションの計画段階で、床暖房のご希望がある場合は、床暖房対応の塩ビタイルを選ぶか、別の床材をご検討いただくことをお勧めしています。
塩ビタイルの主な汚れとその原因
長く快適にお使いいただくために、塩ビタイルにつきやすい汚れについて知っておいていただくと良いかもしれません。
日常的な汚れ
塩ビタイルには、ホコリや砂、皮脂などの汚れが付着しやすいようです。これらの汚れを放置してしまうと、時間の経過とともに床全体がくすんだり、黒ずんだりする可能性があります。特に人の出入りが多い玄関周辺や、キッチンなどの水回りでは、汚れが蓄積しやすいかもしれません。日々のちょっとしたお手入れが、きれいな状態を保つ秘訣になるのではないでしょうか。
ワックスによる黒ずみ
意外と知られていないのが、ワックスが原因で起こる黒ずみです。塩ビタイルをきれいに保つために定期的にワックスをかけることは有効だと考えられますが、古いワックスを落とさずに新しいワックスを重ねてしまうと、劣化したワックスが黒ずみの原因になることがあるようです。ワックスがけを行う際は、まず古いワックスをしっかり除去してから新しいワックスを塗ることが大切かもしれません。
ゴム製品による変色
ゴム製のキャスター付き椅子や、車椅子のタイヤなどが長時間塩ビタイルに触れていると、床が黒ずむことがあるようです。これはゴムと塩ビの化学反応によるもので、一度付いてしまうと除去が難しい場合もあります。可能であれば、ゴム製のキャスターではなく、床に優しい素材のキャスターを選んだり、椅子の下にマットを敷いたりすることをお勧めします。車椅子をご使用の場合は、保管時にタイヤの下に紙や布を挟むなどの工夫が有効かもしれません。
塩ビタイルの正しい掃除方法
ここからは、私たちがお客様にお伝えしている塩ビタイルの掃除方法についてご紹介します。ただし、製品によって推奨されるお手入れ方法が異なる場合がありますので、詳しくはメーカーの取扱説明書をご確認いただくことをお勧めします。
基本は拭き掃除
塩ビタイルの日常的なお手入れは、拭き掃除が中心になるかと思います。まず、掃除機やドライタイプのお掃除シートを使って、床の表面のホコリやゴミを取り除きます。その後、固く絞った雑巾で床を丁寧に拭いていきます。水分が多すぎると、継ぎ目から水が浸入する可能性もありますので、しっかりと絞ることがポイントになるようです。
洗剤の選び方
水拭きだけでは落ちない汚れがある場合は、洗剤を使用することになるかもしれません。その際、洗剤選びには注意が必要だと言われています。例えば、シンナーなどの溶解系の洗剤は、床材を傷めてしまう可能性があるため、避けた方が良いかもしれません。一般的には、リビング用洗剤などの中性洗剤が無難だと考えられます。洗剤を含ませたブラシやスポンジで優しくこすり、その後しっかりと水拭きで洗剤を拭き取ることが大切なようです。
しつこい汚れへの対処
カビなどのしつこい汚れには、中性洗剤では対応が難しい場合もあるようです。そういった時は、アルカリ性の洗剤を使用することも選択肢のひとつかもしれません。汚れに直接スプレーした後、ブラシやスポンジで優しくこすります。ただし、強くこすりすぎると床材を傷める可能性もありますので、様子を見ながら作業されることをお勧めします。細かい部分や溝の汚れには、使い古しの歯ブラシが便利だと言われています。円を描くように優しくこすると、汚れがかき出されやすいようです。

リノベーション後のメンテナンス計画
リノベーションは完成がゴールではなく、そこからの快適な暮らしが本当のスタートだと私たちは考えています。塩ビタイルを長く美しく保つためには、計画的なメンテナンスが役立つのではないでしょうか。
日常のお手入れ
毎日または数日に一度、掃除機やドライシートでホコリやゴミを取り除き、気になる部分があれば固く絞った雑巾で拭き掃除をする。この習慣だけでも、かなりきれいな状態を保てる可能性があります。特に、玄関からの動線や、キッチン周辺など、汚れやすい場所は重点的にお手入れされると良いかもしれません。
定期的な本格清掃
月に一度程度、洗剤を使った本格的な掃除を行うことも検討されてはいかがでしょうか。床全体を中性洗剤で拭き、その後しっかりと水拭きで洗剤を拭き取ります。この作業により、日常の掃除では落としきれない汚れもすっきりする可能性があります。
ワックスがけ
半年から一年に一度程度、ワックスがけを行うことで、床の保護と美観の維持につながると言われています。ただし、前述のとおり、古いワックスをしっかり除去してから新しいワックスを塗ることが重要です。ワックス剥離剤を使って古いワックスを落とし、床をきれいに掃除してから新しいワックスを塗る、という手順になるようです。作業に自信がない場合は、専門業者に依頼されるのも良い選択かもしれません。
おわりに
今回は、リノベーションにおける塩ビタイルの特徴と、日常のお手入れ方法についてお伝えしました。塩ビタイルは、メンテナンスのしやすさやコストパフォーマンスの良さから、リノベーションで人気の床材のひとつです。しかし、どんな床材にも特徴があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
大切なのは、ご自身のライフスタイルや、その空間で何を大切にしたいかを考えながら選ぶことではないでしょうか。水回りを中心にリノベーションされる場合や、デザインの選択肢を広げたい場合、初期費用を抑えたい場合などには、塩ビタイルは良い選択肢になる可能性があります。
また、リノベーション後の暮らしを快適に保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。日々の簡単な掃除と、時々の本格的なお手入れを組み合わせることで、塩ビタイルの美しさを長く保てるのではないかと考えています。
私たちは専門家ではありませんので、製品や施工方法によっては、ここでお伝えした内容と異なる場合もあるかもしれません。リノベーションをご検討の際は、ぜひ専門業者にもご相談いただき、皆様にとって最適な選択をしていただければと思います。新しい空間での快適な暮らしのお手伝いができれば幸いです。
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