最近では「リノベーション」という言葉も浸透しさらに人気が高まっていますが、リフォームとはどのように違うのでしょうか。今回はリノベーションのメリット・デメリットを深掘りし、リノベーションとはどのようなものなのか、その魅力を探っていきます。
リノベーションとリフォームの違い
同じような場面で語られることの多い「リノベーション」「リフォーム」という2つの言葉。まずは、それぞれの定義や違いについて見ていきましょう。
リノベーションとは”新たな付加価値を足す”改修のこと
リノベーションとはただ建物を修復するのではなく、改修前に建物が持っていた機能以上の新たな付加価値を加えることを指します。
例えば、リビングに隣接する和室を一体化して広々としたLDKを作る、間取り変更によってウォークインクローゼットや土間収納を設ける、といった具合です。いずれも中古物件の間取りを見直し、現代のライフスタイルにマッチする空間にアップデートしています。
リフォームとは”元の機能を回復する”改修のこと
対するリフォームとは、経年劣化や故障などで失われたり下がったりした機能性を回復するための改修と定義づけられます。+αするための改修がリノベーションだとすれば、リフォームはマイナスになったものを元の状態(ゼロ)に戻すための改修と言えるでしょう。
例えば、古くなった水回りの機器を最新のものに取り替える、汚れや傷が目立つ壁を貼り替えるといった改修が挙げられます。
リノベーションで得られる5つのメリット
リノベーションが人気なのは多くのメリットがあるからです。リノベーションの主なメリット5つについて詳しく見ていきましょう。
1.自由度が高く住まいをカスタマイズできる
新築マンションや分譲戸建てを購入する場合、最初から間取りが限定されていることがほとんどです。一方、リノベーションであれば、自身や家族のライフスタイルやライフステージに合わせて、間取りやデザインなどを自由度高くカスタマイズできます。
2.選択肢が多く好立地な物件を見つけやすい
都心部や駅前の好立地はすでに多くの建物が建ち並んでおり、新築物件が売りに出されることは少ないのが実情です。中古なら好立地な物件でも見つけやすい上、流通する物件数も多いので選択肢も広がります。
また、リノベーションを前提にしていれば、内装や室内の設備が多少老朽化していても気にする必要がありません。そのまま住むのが難しい物件も選択肢に入ってくるため、ますます幅広く検討することができるのです。
3.新築よりも価格を抑えられる
一般的に、住宅は新築して初めて鍵を開けた瞬間から価値が下がっていくと言われます。同じような立地・面積であっても、新築より中古物件のほうがリーズナブル。近年は都心部を中心に新築マンションの価格が高騰しており、少しでも費用を抑えながら理想の住まいを手に入れたいという方にもリノベーションはおすすめです。
4.資産価値を高められる
住宅は築年数を経るごとに価値が下がっていくもの。ただ、中古物件をリノベーションすれば付加価値がプラスされるため、築古物件でも資産価値を高めることができます。将来売却を検討する場合でも、今のうちにリノベーションしておくのは有効と言えるでしょう。
5.細かな部分までこだわれる
リノベーションでは、床・壁・天井の素材や水回りの設備など一から考えることができます。床材は無垢フローリングにしたい、壁は漆喰で仕上げたい、システムキッチンではなくオーダーキッチンにしたい、といった細かな希望も実現できるのがリノベーションの醍醐味です。細かな部分までこだわれるからこそ、長く大切に住み続けたいという愛着も湧くことでしょう。
リノベーションの3つのデメリット
メリットの多いリノベーションですが、当然ながらデメリットもあります。リノベーションを検討するにあたっては、これから挙げる5つのデメリットもしっかり理解しておきましょう。
1.築古物件は思わぬ出費がかかる可能性がある
リノベーションは新築に比べてリーズナブルと紹介しましたが、築古物件をリノベーションする場合には思わぬ出費が発生するリスクがあります。
物件を事前に内覧すれば、内装や水回りの表面的な老朽化は判断できます。しかし、いざリノベーションをするために解体をしてみると、配管や床下・天井裏など「見えない設備」が老朽化している場合があるのです。耐震性や耐久性に影響があるような問題だと、追加費用をかけてでも改修しなければなりません。購入前に確認できる内容には限りがあるため、想定外も織り込んだ上で物件を選ぶ必要があります。
2.建築構造は変えられない
中古マンションをリノベーションする場合、手を加えられるのは自室内のみです。建物構造や躯体は原則変えられません。
マンションの建物構造には、柱と梁で建物を支える「ラーメン構造」と壁で建物を支える「壁式構造」があります。ラーメン構造は比較的自由に壁を取り払うことができるため、間取り変更がしやすい構造と言われます。一方の壁式構造は壁を取り払うのが難しく、間取りに制約が生じるのがデメリット。
間取り変更を含むリノベーションを目的として物件を購入したものの、壁式構造だったために思い描いていたプランを実現できない、という事態もあり得るのです。物件を検討する際には、表面的な部分だけでなく建物構造にも目を向けるようにしましょう。
3.入居まで時間がかかる
リノベーション工事は、物件を購入してからでないとスタートできません。リノベーションの工事期間を踏まえると、購入してから入居まで2〜3ヶ月程度はかかると考えておいたほうがいいでしょう。物件を購入するとローン支払いがスタートしてしまうため、工事期間中は旧居・新居両方の費用がかかります。
まとめ
自由度高くリーズナブルに理想の住まいを実現できるリノベーション。こだわりの住まいを手に入れるためには、リノベーションとはどのようなものを正しく理解した上で、予算と相談しながらご自身に合ったリノベーションプランを考えることが大切です。リノベーションの検討にあたっては専門知識が必要となるため、まずはプロのリノベーション会社に相談してみてはいかがでしょうか。
私たちmiyabiでは、物件探し・設計デザイン・施工までをワンストップでお手伝いさせていただいております。
お客様の理想の住まいづくりをサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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