2024.12.30
インテリアリノベーション

塩ビタイルと一緒に使われる「目地棒」とは?

床に塩ビタイルやフロアタイルを施工する際に「目地棒」というものを使う場合があります。
施工の際に目地棒を使ってひと手間加えることで、より美しい仕上がりにできます。

そこで今回は目地棒の役割や魅力、デメリットも解説します。
あまり聞きなれない建築資材ですが、リノベーションで塩ビタイルを使いたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

目地の役割

目地棒の魅力を解説する前に、目地の役割について紹介します。タイルを床に張るときには、目地を設置することがあります。タイルの施工における目地の役割は、以下の通りです。

・タイルのサイズのバラつきを吸収させる
・下地への接着力を補強する
・外部からの水やホコリの侵入を防ぐ

床のリフォームで使用するタイルの多くは、土で焼いて成形しています。そのため、タイルのサイズは同じでも、寸法に誤差が出ることがあります。また、タイルを焼くときには、焼く前よりも縮むので、タイルのサイズにバラつきが生じやすいのです。そこで、タイルのすき間に目地を設けることで、タイルの誤差を解消できます。

このほか、目地部分にセメントを詰めることで接着力を高めることが可能ですし、ホコリや水などの侵入を防げるのです。

目地棒の役割

目地棒とは、建築物に帯状のくぼみを作るための部材のことで、主に塩ビタイルを設置するときに使用します。塩ビタイルは塩化ビニルでできており、製品を作る際に焼くといった工程がありません。そのため、実際のタイルとは異なり、1枚1枚のサイズにバラつきが生じることはないでしょう。

しかし、目地棒を塩ビタイルに使用することで、本物のタイルのような美しい仕上がりにできます。そのため、見た目にこだわりたい方は、目地棒の設置をおすすめします。

目地棒の種類

塩ビタイルの施工に使う目地棒には、さまざまなサイズがあります。目地棒のサイズは3mmとなっており、床のデザインのアクセントや、他の床との区切りとして使えます。

また、目地棒にはさまざまなカラーがあり、木目と同じようなブラウン、アクセントをつけるのにおすすめのゴールド、落ち着きのあるグレーや清潔感のあるホワイトがあります。部屋の雰囲気に合わせて好みの目地棒を使うと良いでしょう。

目地棒のデメリット

目地棒を使うことで塩ビタイルの床をおしゃれに演出できますが、デメリットもあるので注意が必要です。主なデメリットとして以下の3つが挙げられますので参考にしてください。

接着不良になりやすい

目地棒は、非常に細い形状をしています。塩ビタイルよりも厚みが無いので、目地棒を張るときに、圧着がききにくいことがあるので注意しましょう。接着が不十分の場合、時間の経過とともにはがれる可能性があります。そのため、目地棒を接着するときには、前もって汚れを取り除き、丁寧に張り付けることが重要です。

寸法変化が起こりやすい

目地棒は樹脂の配合が多く、寸法が変化することがあるので注意しましょう。特に、急激な温度変化に弱く、高温時には膨張することもあります。また、梅雨などの湿気の多い時期は、接着力が無力化してしまいはがれることもあるでしょう。

上記でも触れましたが、目地棒は面積が小さいために、少しの寸法変化によって圧着が弱くなることがあります。そのため、きれいな床の状態を保つためにも、室内の温度調整に注意しましょう。

まとめ

今回は、目地棒の魅力や役割について紹介しました。塩ビタイルを施工するときに目地棒を使うことで、実際のタイルのような美しい仕上がりにできます。目地棒には、さまざまなデザインやカラーがあるので部屋の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。

一方で、目地棒には接着不良になりやすいなどのデメリットもあります。

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