家にしめる床の面積は広いので、デザインによっては単調な印象になりがちです。そんな床にアクセントを加えてくれるのがヘリンボーン柄。おしゃれなフローリングパターンとしても近年人気を集めているようです。
今回は、どのような材質のものが向いているのか、また柄のパターンはあるのか調べてみました。
ヘリンボーンとは
ヘリンボーンとは服飾や建築にも用いられる模様の一種です。英語の綴りはherringbone。herringはニシンでboneは骨、合わせて開きにした魚の骨という意味です。
模様の形状は長方形やV字形を縦に並べてストライプにしたものが基本形。日本でも織物の柄として杉の葉に見立てて、杉綾、綾杉と呼ばれているほか、建築の分野では矢筈模様としても知られています。洋風のイメージが強いヘリンボーン柄ですが、意外にも日本古来からの模様でもあったんですね。
床材の枚数で変わるヘリンボーンの印象
山型と谷型が連続する美しい模様のヘリンボーン。張る枚数によってお部屋の印象をかなり変える効果もあります。
シングルなら細く繊細でエレガント。ダブルなら落ち着いて安定した印象。トリプルならしっかりと力強いイメージにもなります。張り方一つでここまで変わる柄というのがヘリンボーンの魅力とも言えるでしょう。
また木を床材にすると方向によって木目の見え方が変わり、フローリングに心地よいアクセントも加えてくれます。
ヘリンボーンの床材はタイル?それとも木材?
一箇所取り入れるだけでも存在感を放つヘリンボーンの床。ヘリンボーンに適した主な床材として、大理石などを加工したタイルや、白樺などの木材が挙げられます。どちらも魅力的な床材ですが、ヘリンボーンの柄として取り入れる場合はそれぞれの床材が持つイメージをしっかりと掴んでおきましょう。
タイル
大理石調のタイルやレンガ、モルタルなどの材質でヘリンボーンの床を作ると都会的でモダンなイメージを演出することも可能です。規則正しく並んだタイルのヘリンボーンの床にすることで、見た目の印象をワンランク上げる効果も期待できます。例えば、玄関やトイレなどのシンプルな空間に取り入れて、ヘリンボーンによる雰囲気の変化を楽しみましょう。
木材の種類による印象の違い
ヘリンボーンは木目の美しさもより楽しむことができるパターンです。不規則に現れる木目をギザギザとした形にはめ合わせていくことで、床に独特なアクセントを加えてくれるでしょう。
樺などの明るい木材を選ぶと明るく清潔感を演出し、一方、ウォールナットなどの重厚感のあるダークカラーは男前インテリアやインダストリアルなインテリアと相性がよいとされます。 他にもナチュラルなライトオークや赤身がかった紅褐色などもお部屋に違った印象を与えてくれます。作りたいお部屋のイメージに合わせて色を選ぶと良いでしょう。
まとめ
個性的で存在感あるヘリンボーンデザイン。床に取り入れることで、お部屋全体のイメージをぐっと高めてくれるでしょう。タイルや大理石、モルタルでモダンなイメージになり、木材を使えばその木目の美しさも際立たせてくれます。
リノベーションをご検討の際には、床材をヘリンボーンデザインで張ることも計画されてはいかがでしょうか?
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