リノベーションでも人気が高い「アクセントクロス」
どんな色や柄を選べばよいか、難しいですよね。施工事例を参考にしようとしても事例が多すぎて迷ってしまうという声も耳にします。
そこで今回は、アクセントクロス選びで失敗しないためのポイントや注意点を解説します。
これからリノベーションやリフォームをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも「アクセントクロス」とは
アクセントクロスは「ポイントクロス」とも呼び、部屋の壁紙(クロス)の一部分だけ色や柄の違うクロスを貼ることや貼るクロスそのもののことをいいます。
海外では部屋にアクセントをつける方法として主流です。日本でもリフォームやリノベーションの際にアクセントクロスを貼るケースが増えてきました。
アクセントクロスは主に次のような場所に施工します。
・寝室や子供部屋など、居室の壁の一面のみ
・天井
・キッチンカウンター下などの腰壁
・トイレや洗面室の一面のみ
アクセントクロスは他の壁とは違う色や柄のクロスを貼り、部屋のアクセントになるようなイメージを演出します。シンプルだった部屋をおしゃれなに替えるだけでなく、部屋の役割に応じた機能を持たせることもできます。
クロスを張り替えるだけなので費用もそれほどかからず部屋の印象を変えられるので、取り入れやすいのも大きなメリットです。
アクセントクロスを選ぶときのポイント
ここでは、アクセントクロスを選ぶときに重要なポイントを3つご紹介します。
インテリアと調和するものを選ぶ
アクセントクロスを選ぶ際は、インテリアとの調和が最も大切です。すでに部屋にある家具やカーテン、ラグやドアの色と調和するクロスを選びましょう。
他のインテリアと同系色を選ぶと、スッキリとまとまりのある空間に。逆に部屋のメインカラーと反対色を選ぶと個性的な空間になります。
アクセントクロスを選べない!という場合の多くは、その部屋に置く家具やカーテンが決まっていないことが原因です。まずは部屋に置く家具やカーテンを決めてからアクセントクロスを選ぶと、比較的スムーズに決められます。
テイストを決める
自分の目指す部屋の雰囲気やテイストを決めておくと、アクセントクロスを選びやすいです。色にはそれぞれその色の持つ印象やイメージがあり、テイストによって色を選ぶといいでしょう。
例えば暖かい雰囲気が良いなら赤やオレンジといった暖色系、クールな印象にしたいならブルーやグレーの組み合わせがおすすめ。
緑や紫といった中間色は、個性的にもベーシックにもなれます。
また色の明るさ(明度)や鮮やかさ(彩度)によってもお部屋のイメージや雰囲気を変えられます。
明度が高くて淡い色なら部屋全体が明るくなり解放感を感じられます。一方暗くくすんだ色は大人っぽく高級感のある雰囲気になるでしょう。
まずは自分の好きなインテリアや部屋を参考に、目指す雰囲気に合った色・明度・彩度のアクセントクロスを選ぶといいでしょう。
部屋の役割で考える
部屋の役割には大きく分けて「くつろぐ」「団らんする」「勉強や仕事をする」「食事する」などがあります。その部屋の持つ役割や目的を考えると、アクセントクロスが選びやすくなるでしょう。
【リビング】
落ち着いて過ごしたい・家族でにぎやかに団らんしたいなど、リビングに求める役割を家族で話し合って考えるとよいでしょう。
【キッチン】
キッチンは毎日使う家事空間です。使う人の気持ちが上がるような色や柄を選ぶと良いでしょう。水廻りなので、清潔感のあるカラーもおすすめです。
【ダイニング】
料理を引き立てるナチュラルな色を選ばれることが多いダイニングですが、鮮やかな黄色などのビタミンカラーで楽しいムードを取り入れても良いでしょう。
【洗面室】
白を基調とした清潔感のある色や、明るめのグレーやベージュ系が人気です。歯ブラシやタオルなどこまごまとした衛生用品も多い空間なので、色がごちゃつかないように選ぶのがポイントです。
【トイレ】
独立した狭い空間だからこそ、思い切ってリビングなどでは挑戦しづらい派手な色や柄も意外と合わせやすいです。消臭効果や防汚効果がある機能性クロスあるので取り入れてみるのも良いでしょう。
【寝室】
一日の疲れが癒せてリラックスできるよう、落ち着いたトーンが人気です。鎮静効果のあるブルーやグレー、癒し効果のある深いグリーンなどがおすすめです。
その他、子供部屋や書斎、玄関や土間収納など、部屋の用途や役割、また水を使うかどうかといった機能の観点からもクロスを選択すると良いでしょう。
アクセントクロスを選ぶときの注意点
アクセントクロスを選ぶときに注意すべき点を3つご紹介します。
大きめの実物サンプルで確認する
カタログでアクセントクロスを選ぶ際には、サイズの大きな実物サンプルで色や柄をチェックしましょう。
小さなサンプルで選んでしまうと、実際に壁に貼った時に「思ったより色が薄い」「柄が大きすぎた」などの失敗のもとになります。
この失敗は、なるべく大きなサンプルを取り寄せてもらって選ぶことで解決できます。
色は面積が大きければ大きいほど、薄く感じられます。
壁に貼ると色が薄く見えることを頭に置いてアクセントクロスを選ぶと、イメージ通りの仕上がりに近づけられるでしょう。
また壁紙の手触りや質感をチェックする意味でも、写真ではなく実物のサンプルをすることをおすすめします。
「貼ってみたらザラザラしていて掃除しにくそう」などの失敗が防げます。
メリハリをつける
アクセントクロスは部屋にアクセントを付ける目的があるため、なるべく空間にメリハリを付けることを意識して選びましょう。
クロス選びを失敗したくないばかりに白やベージュなどの周辺の壁となじんでしまう色を選んでしまうと、他の壁との色の違いが分からずぼんやりした印象になっていまします。
モノトーンでもコントラストの差がある方がメリハリがついてアクセントとして映えます。
貼る面積とバランスを考える
アクセントクロスは貼る面積と部屋全体のバランスに注意してください。必要以上に広い面積だとバランスが悪くなりしつこい印象になってしまいます。
部屋の4面が壁だとするとそのうちの1面、部屋全体の20%~30%の面積にアクセントクロスを貼ると、パッと目に入りやすく部屋の印象を効果的に変えられます。
まとめ
今回は、アクセントクロスを選ぶときのポイントと注意点をご紹介しました。
アクセントクロスは手持ちの家具やカーテン、床材などの色を考えて選ぶと失敗が少ないでしょう。また、貼る面積やメリハリに気を付けて大きめサンプルで確認することも大切です。
これからリノベーションをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
私たちmiyabiでは、物件探し・設計デザイン・施工までをワンストップでお手伝いさせていただいております。
お客様の理想の住まいづくりをサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
▼▼▼施工事例▼▼▼
miyabi の事例一覧はこちら >>> 施工事例
▼▼▼EVENT▼▼▼
見学会や相談会はこちら >>> イベント
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
資料請求ページはこちら >> Click Here
ご来店問合せはこちら >> Click Here