2023.08.28
リノベーション

キッチンでよく聞く”人大”の天板 主な3種類を比較

キッチンの天板の素材などでよく耳にする”人大”
”人大”と一括りにされがちな素材ですが、人工大理石・人造大理石・コーリアンの3種類があります。

”人工大理石”と”人造大理石”は、似ている名称ではありますが成分や性質が全く違うのです。

今回は、人工大理石・人造大理石・コーリアンの3つを比較していきます。

人大の3種類の特徴

人工大理石
大理石と名前がついていますが、成分としては全く関係のない、大理石風の素材が”人工大理石”です。
主成分となっている樹脂により、アクリル系とポリエステル系に分けられますが、アクリル系のほうが汚れや熱、キズに対して強い性質を持っており、日本の主なキッチンメーカーで採用されている天板です。

人造大理石
大理石などの天然石を砕き樹脂で固めたものが、”人造大理石”です。
本来由来ならではの、リアルな質感が特徴です。
キッチンの天板に向いている大理石に近い強さがありますが、同じ人造大理石でもメーカーにより製法が異なるため、すべてが強い素材とは言えないので、注意が必要です。

コーリアン
人造大理石と同じような製法で作られていますが、汚れや熱に対する強さ、キズに強い、人造大理石を上回る評価を得ているのですが、アメリカの化学メーカー”デュポン”社が開発したのが、コーリアンです。
コーリアンの天板のキッチンを選択できるのは、日本のメーカーなら、LIXIL、Panasonic、Cleanup、TOTOの4社です。

強さと価格で比べると

汚れ、耐熱、キズにおいて強いのは、
コーリアン>人造大理石>人工大理石 の順になります。
価格においてもこの順番は変わりません。
コーリアンは採用しているメーカーでも、最上級の天板ランクとして扱われています。

さいごに

以上、人工と一括りにされがちな3種類について詳しく見ていきました。人工大理石は普及グレード、人造大理石は上級グレード、コーリアンは、最上級グレードという位置付けになっています。
注意したいのは、同じ人工大理石でも、汚れ、耐熱、キズにおいてはキッチンの天板に要求される性能は同じではないということです。

自分にあったキッチンの天板は、しっかりとショールームで確認する事がおすすめです!

 

 

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