2024.11.04
リノベーション

キッチンの形4種類を「動線」で比較

今回は、キッチンひとつをとってもたくさんの形の種類がありますが、動線と主な4種類のキッチンについてご説明いたします。

間取りを考えたときに、リビング空間にキッチンがあるお家が多いかと思います。
リビングに入った時の印象や、リビングで過ごす時もキッチンの存在感を感じるでしょう。キッチンは住宅設備の中でも主役中の主役と言えます!
形やデザインにもこだわりたい場所ですが、見た目重視で使い勝手が悪いのも困りますよね。

そこでまずは、動線についてしっかり考えていきましょう。
使い勝手に合った動線を把握することで、キッチンの種類も選びやすくなります。

動線を考える

キッチンを考える時には、まず始めに、家事動線を決めましょう。”動線”とは、人が自然と通っている経路のことです。

この”動線”が短くなればなるほど家事が楽になります。まずはご自身がお料理をするときの動線を想像してみてください。

食材を洗って、切って、コンロまで運び、調理する。出来上がったらカウンターに置く。食事が終わったらシンクに食器を運び、食洗器に入れて、食洗器から取り出し、食器棚へ戻す。
この動線は人によって、また食洗器を使わない方によってなどでも変わってくると思います。

リビングと一体になったキッチンにしたいのか、キッチンは独立させた空間として使いたいのか、リビングから、洗面脱衣室の両方から行き来できるキッチンなど、リノベーションならではのアイデアもあります。
あなたにピッタリのキッチンをじっくりと検討しましょう!

どのようにキッチンを使いたいのか動線がイメージできたら、次に形の種類を決めていきましょう。

今回はリノベーションでよく使われる、4種類をご紹介いたします。

スタンダードな「壁付けI型」キッチン

壁付けI型キッチンとは、壁に向かって配置されているタイプのキッチンです。
築20年以上の戸建てやマンションですと、この形を使われている方が最も多いのではないでしょうか。

【メリット】
スペースを最小に抑えられるので、その分ダイニングやリビングを広く取ることが出来るます。
キッチンをあまり見せたくない方や、リビング空間を分けたい方におすすめです。

【デメリット】
壁を向いて作業をする形になるので、家族の様子やTVを見ながら料理をしたい方には向いていないでしょう。
また、北側にキッチンがある間取りだと、窓があっても暗くなりやすい傾向にあります。

ちょっと個性的?「Ⅱ型」キッチン

Ⅱ型キッチンとは、シンクとコンロが前後に分かれているタイプのキッチンです。
マンションや間取りに制限がある場合など、最近増えてきている形です。

【メリット】
キッチンの横幅が狭い場合でも、対面にできることが最大のメリットです。
作業スペースも収納もたっぷりとれるので、2人以上でキッチンに立つ場合でも使いやすいでしょう。
シンク・コンロ・冷蔵庫の位置が近くなるので、I型キッチンよりも動線が短くなります。

【デメリット】
他のキッチンと違い、横の移動ではなく前後の移動になるため、シンクからコンロへ移動する際に水滴が落ちて床が濡れることが多くなります。
振り向くという動作を負担に感じる方には向いていないかもしれません。

憧れの「アイランド型」キッチン

アイランド型キッチンとは、壁に接していないタイプのキッチンです。
デザインもスタイリッシュなものが多く、キッチンをかっこよく見せてくれます。

【メリット】
なんといっても前後左右どこからでもキッチンにアクセスできるので、回遊性も開放感も魅力的ですよね!
どこから見てもデザイン性の高いものが多く、LDK空間の主役として見せたい方におすすめです。
また、様々な方向から使えるので、ご家族皆さんやお友達を呼んで複数人でお料理をする場合でも使いやすい形です。

【デメリット】
動線のスペースと、見栄えするキッチンのサイズを確保しようとすると、どうしても広い空間が必要になります。
LDK自体の空間が広くなければ、適したサイズのキッチンを入れることは難しいでしょう。

いいとこどり!「ペニンシュラ型」キッチン

ペニンシュラ型キッチンとは、左右のどちらかが壁に接している対面タイプのキッチンです。
使い勝手の良さと、デザインの豊富さを両方兼ね備えたキッチンです。

【メリット】
アイランド型よりもスペースが省けるため、マンションでも戸建てでも納まりやすい形です。
ちなみに、miyabiではこのタイプを取り付けることがほとんどです。
また、コンロの隣が壁になる場合が多いので、油はねの心配もありません!シンク側が壁の場合ですと、水はね防止になります。
開放感も残しつつ、実用的でもあり、スペースも取らない、バランスのよいキッチンと言えます。
写真のようにダイニング側を収納にすることもできますし、カウンターにすることもできたりと、形の豊富さも魅力です。

【デメリット】
一番デメリットが少ないキッチンですが、構造や間取りによっては向いていない場合もあります。
マンションなど、構造上の梁がキッチンの位置と重なる場合は取り付けにくいことがあります。
間取りや面積で制限が出る場合でも、使い勝手に合ったピッタリのキッチンをご提案できますので、ご安心ください!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
一口にキッチンといってもアイデア次第で様々なレイアウトができます。
毎日多くの時間を過ごす場所だからこそ、こだわっていきたいですよね。
リノベーションで、効率の良い家事動線と使い勝手に合ったキッチンに変えてみませんか?
ぜひ、お気軽にご相談ください!

 

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