2024.07.22
インテリア

シーリング照明について メリット・デメリットを解説

1日の中で家族が最も長い時間過ごすであろうリビング。よく使う場所だからこそ、リビングの照明は大切ですよね。数あるリビング照明の中でも、一般的なものとしてシーリングライトが挙げられます。住宅を購入したり、新たに借りたりした時、デフォルトの照明として設置されていることも多いシーリング。

今回は、身近な照明であるシーリングライトの特徴についてご紹介。メリットやデメリットについてもわかりやすく説明していきます。

そもそも、シーリング照明とは?

まず大前提として、そもそもシーリングライトとはどのような照明なのかご紹介しましょう。シーリングとは、英語で天井のこと。シーリングライトはその名の通り、天井に直接取り付けるタイプの照明です。

日本の住宅では、リビング天井の中央に「引掛シーリング」と呼ばれる照明器具が取り付けられていることが多くなっています。おそらく皆さんの家の天井を見ると、円形や四角形をしたコンセントのような器具が付いているのではないでしょうか。

引掛シーリングは照明用のコンセントとして電気を供給するという役割の他、照明を引っ掛けることによって天井に固定する役割も持っています。シーリングライトは引掛シーリングに直接、しかも簡単に取り付けられる点が特徴。手軽にリビングを明るく照らすことができるため、幅広い住宅に取り入れられているのです。

シーリング照明のメリット3つ

シーリングライトがリビング照明の代表格とも言えるほど広まっているのは、もちろんメリットが多くあるからです。続いては、シーリングライトをリビング照明として使うメリットを具体的に見ていきます。

部屋全体をまんべんなく照らせる

天井の高いところに設置するので、広い範囲を明るく照らせるというのがシーリングライトの大きなメリット。一室一灯照明(一つの部屋を一つの照明で照らすこと)で済むことから、導入コストや電気代の面からも経済的です。

メンテナンスが楽

形状が複雑な照明だと、上部にすぐホコリが溜まってしまいます。シーリングライトは天井に密接しているので、ゴミが溜まりにくい点もメリット。たまにシェードの内部を掃除するだけで、後は目立ったメンテナンスが不要です。

調光・調色など機能が付いているものがある

最近ではLEDシーリングライトが一般的になってきており、電球の色や明るさを調節できる調光機能のついているものも増えています。光の色や明るさを自由に変えられることで、同じ空間でも時間帯やシーンに合わせて雰囲気にメリハリをつけることができるのです。調光機能はリモコンで操作できる点もポイントですね。

シーリング照明のデメリット3つ

汎用性が高くメリットの多いシーリングライトですが、もちろんデメリットもあります。

部屋の隅が暗くなることがある

シーリングライトは一室一灯照明が基本になるため、直下と部屋の隅では明るさが変わってきてしまいます。広い部屋だと、部屋の隅では暗く感じることもあるでしょう。この場合、暗く感じる部分に置き型照明や間接照明を置いて明るさをプラスする必要があります。ただ、標準的な広さのリビングであれば、あまり暗さを感じることはないかもしれません。

かつてのLEDシーリングライトは光の指向性の関係で暗めに感じることもありましたが、最近の製品は技術革新が進んでおり、蛍光灯と遜色ない明るさになっています。

一般的ゆえにデザイン性の高いものが少ない

シーリングライトはスッキリしていて部屋が広く感じるというメリットをご紹介しましたが、裏を返せばとてもシンプルな照明ということ。バリエーションは豊富ですが、デザイン性に優れているというものではありません。照明で部屋を特徴付けたいと考えている人だと物足りなさを感じるでしょう。

天井に存在感が出てしまう

吊型や置き型の照明に比べれば、天井に付くので圧迫感は少ないですが
ダウンライトなどの埋め込み型照明と比較すると、どうしても存在感が出てしまいます。
サイズが大きいのも存在感が出てしまう要因でもあります。
明るさよりも、天井をすっきり見た目にこだわりたいという方には不向きかもしれません。

照明にこだわるなら「多灯照明」がおすすめ

シンプルで少し遊び心に欠けるとも言えるシーリングライト。照明で部屋の雰囲気を演出したいという人は、一室一灯照明ではなく一室多灯照明を意識するといいかもしれません。一室多灯照明は、置き型照明の他、ダクトレールを用いたペンダントライト、スポットライトなどを組み合わせて部屋を照らします。

一室多灯照明の場合、複数の照明を組み合わせて設置することになるので、こだわりの照明を取り付けてもOK。組み合わせは無限大で、オリジナリティのある照明計画を実現することができます。

加えて、部屋全体を平均的に照らすシーリングライトと異なり、照明を置く場所や数によって同じ部屋の中でも陰影をつけることが可能です。例えば壁面にアートを飾る、ダイニングテーブルを照らすといった、用途や環境に応じた柔軟な照明計画を立てることができますね。

ただし、照明の数が増える分、スイッチのON/OFFや普段のメンテナンスなど面倒が増える点は要注意。気軽さと経済性を重視するならシーリングライト、柔軟でこだわりのある照明計画を立てたいなら一室多灯照明を取り入れるといいでしょう。

まとめ

リビング照明として人気の高いシーリングライトは、天井に一つ取り付けるだけで部屋全体を明るく照らすことができるという優れものです。調光機能付きのものを導入すれば、光の色や強弱まで簡単に調節できるので、実用性が高い照明と言えるでしょう。

リビング照明を選ぶ際には、照明に求めることの優先順位を決めておく必要があります。機能性を重視するのであれば、シーリングライトは有力な選択肢です。

 

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