ダイニングテーブルには多くの種類があり、どれを選ぶかによって使い勝手が大きく変わってきます。
そこで今回は、ダイニングテーブルの種類を3つの点から比較します。ご自身に合うダイニングテーブルを探してみましょう。
脚の本数に注目
ダイニングテーブルをよく見てみると、製品によって脚の本数が異なることがわかります。たかが脚の本数と思うかもしれませんが、使い勝手を大きく左右する要素でもあるのです。まずは、脚の本数ごとの特徴をご紹介していきます。
定番・安定の4本脚
引用 https://condehouse.co.jp/collections/dining_table/products/cltabtbl
ダイニングテーブルで一般的なのが4本脚。天板の四隅に脚がついていて、安定感に優れています。また、長辺だけでなく短辺(いわゆる「お誕生日席」)にも座ることができるため、面積を有効活用できる点もメリットです。スタンダードな形なので、どんな部屋にも違和感なく馴染むというのも4本脚ならではですね。
おしゃれデザインも豊富な2本脚
引用 https://condehouse.co.jp/collections/dining_table/products/tltl20st
誕生日席部分に脚がついている2本脚タイプ。脚の形はロの字型のものとT字型のものに分かれ、前者はデザイン製に優れた商品も多いのが特徴です。後者は脚の間に棚が渡されている製品もあり、実用性も兼ね備えています。ただし、脚が邪魔になるのでお誕生日席には座りづらい点は要注意です。
円形テーブルやスクエアテーブルに多い1本脚
引用 https://condehouse.co.jp/collections/dining_table/products/kotarotb
3つ目は、円形テーブルやスクエアテーブルによく見られる1本脚タイプ。中央に脚が一本のみなので、どこから座っても脚が邪魔になりません。見た目もスッキリするので、シンプルな部屋によくマッチします。
使い勝手を左右するテーブルの形状
ダイニングテーブルは四角形というイメージが強い人も多いかもしれませんが、正方形や長方形以外にも円形や楕円形、三角形のテーブルもあります。こうした形状によっても、ダイニングテーブルの使い勝手は変わってくるのです。続いては、形状ごとの特徴について解説していきます。
定番で万能、スタンダードな長方形
引用 https://condehouse.co.jp/collections/dining_table/products/tensldtb
数あるダイニングテーブルの形状の中で、最も一般的と言えるのが長方形。長辺に並んで座ったり、対面で座ったりと幅広い使い方ができる点がメリット。また、LDKそのものが長方形であることが多く、空間の有効活用という面でも優れています。スタンダードゆえに、デザインが豊富で選択肢が広いというのも嬉しいところですね。
比較的コンパクトで少人数向けの正方形
引用 https://condehouse.co.jp/collections/dining_table/products/momextabs
4〜6人で使われることが多い長方形に対し、1〜2人の少人数用として一般的なのが正方形のダイニングテーブル。サイズがコンパクトなので、小さめのリビングダイニングに置いても面積を取りません。
人数調整がしやすく、会話が弾む円形・楕円形
引用 https://condehouse.co.jp/collections/dining_table/products/rbttable
円形・楕円形のダイニングテーブルは、どこにチェアを置いても座ることができます。間隔を詰めても足が当たりにくいため、人数調整がしやすいという点がメリット。横の人とも適度な角度がつくので、自然に会話が弾むテーブルとも言えるでしょう。ただし、長方形や正方形のテーブルと異なり、壁につけて使うことができません。部屋の中央に置かざるを得ないので、サイズ感には細心の注意が必要です。
三角形や半円形のテーブル
ここまでが広く見られるダイニングテーブルの形状ですが、中には三角形や半円形のテーブルもあります。
三角形のテーブルは決して角が鋭いというわけではなく、いわゆる「おにぎり型」のようなものをイメージしてください。空間にメリハリをつけることができるなどデザイン的には優れていますが、スペースの使い方が限定的かつ座れる人数も限られるため、実用性という点では劣るかもしれません。
半円形のテーブルは、円形テーブルの弱点を克服できる優れもの。半円の直線部分を壁につけて使用することができるので、円形の会話が弾む・人数の調整がしやすいというメリットをそのままに、スペースを有効活用できるのです。ただ、それほど商品数が多いわけではなく、デザインの選択肢が少ない点はデメリットと言えるでしょう。
素材の種類もいろいろ
ダイニングテーブルと一口に言っても、天板に使われている素材はさまざまです。大きく分ければ木製・ガラス製、木製の中でも無垢材・突板(つきいた)などの種類があります。
経済的に優れている突板
天然木を薄くスライスした素材のことを突板と言います。芯材と呼ばれる厚めの木材の表面に突板を貼り合わせることで、美しい木目でありながらコストパフォーマンスのいい天板を作ることができます。
反りが生じにくい集成材
小さく切った木材を乾燥させ、接着剤で貼り合わせることによってできた木材が集成材。木の質感をしっかりと感じられ、無垢材の弱点である反りが生じにくい点が大きなメリットです。品質が安定した扱いやすい素材と言われており、無垢材の製品に比べるとリーズナブルなのも嬉しいところ。
質感重視なら無垢材
天然木の無垢材を使用したダイニングテーブルは、木の質感をダイレクトに感じられるため人気です。ただ、天然物ですから日々の細やかなメンテナンスは欠かせません。一枚板を使用したダイニングテーブルは、数百万円の値がつくことも珍しくないので、コスト感には要注意です。
日々のメンテナンスがしやすいガラス製
木製と並んで多く見られるのがガラス製のダイニングテーブルです。木製に比べてスタイリッシュな見た目が特徴で、モダンなインテリアにはよくマッチします。食べ物や飲み物をこぼしてもさっと拭き取れるので、日々のメンテナンスがしやすい点はメリットです。
まとめ
今回は、脚の本数・形状・素材という3点からダイニングテーブルの種類についてご紹介してきました。生活の中心を彩るダイニングテーブルは、生活利便性や部屋の雰囲気を左右する大切な要素です。それだけに、使い方をシミュレーションした上で適したテーブルを吟味する必要があるのです。
4本脚・長方形・木製という一般的なイメージにとらわれず、選択肢を増やして検討してみてはいかがでしょうか。
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