2023.03.30
リノベーションリフォーム

ファミリークローゼットとは?間取りのアイデアやメリットデメリットを解説

最近、ファミリークローゼットという言葉をよく耳にすると思いますが、普通のクローゼットやウォークインクローゼットとは何が違うのでしょうか 。
今回はファミリークローゼットのメリット・デメリットを間取りの例をあげながら紹介します。

ファミリークローゼットとは?

簡単に言うとご家族みんなの洋服やものをひとまとめて収納できる場所です。
従来は、個々の部屋にクローゼットを設けるのが主流でしたが、近年はまとめて収納するウォークインクローゼットうやファミリークローゼットの人気が高まっています。
ランドリールームに併設したり各居室に接する廊下に併設したりと、家事導線や身支度のこと考えて間取りを考えるとよいでしょう。

また、ファミリークローゼットは扉の数によって、2パターンに分かれます。
1つ目はよく見るウォークインクローゼットのように出入口は1つのタイプ。
2つ目は出入口が2つあり、隣接する部屋に通り抜けられるタイプです。
間取りによってできる出来ないはありますが、ご家庭にあった使い勝手に合わせるとよいでしょう。

 クローゼット:衣類の幅に合わせられた奥行50cm~60cm程度の収納で各居室に設けられることが多い。
ウォークインクローゼット:主に寝室に併設し、図面ではWICと記載され人が入れる2畳くらいの収納。

ファミリークローゼットをつくるメリットとは?

・リビングが散らかりにくくなる
特に戸建ての場合は、2階の寝室のクローゼットまで行くのがめんどうで、取り急ぎリビングのソファに上着や物をバサっと置いてしまう…なんてこともありがちですよね。また、子供が帰ってきてランドセルをリビングに置きっぱなしにしている光景もよく見られます。
家に帰ってきてすぐリビングでくつろぎたい場合でも、近くにファミリークローゼットがあればリビングにものを置かずきれいな状態を保てます。

その他にあれあの服はどこにあるの?といった経験はありませんか。
収納場所が各部屋にあると洗濯物を仕分ける際に紛れてしまったりと服が行方不明になってしまいますが、一か所にまとまることですぐに見つけることが出来ます。

・家事導線がよくなる
1階で洗濯をして2階のベランダに干しに行く。
取り込んだ後、洗濯物をいちいち仕分けして各部屋のクローゼットにしまうのは、結構面倒な作業ですよね。
しかしファミリークローゼット設けることで一か所にしまう作業だけになり家事効率は上がります。
最近は共働き世帯が多く、家事軽減できるということは生活する上でかなり重要なポイントになります。

・スペースを活用できる
ファミリークローゼットを設置して収納をまとめることで、各居室にクローゼットを設置する必要がないため、お部屋を広く使うことができます。

・材料費や工事費の軽減
扉って意外と高いことをご存知でしょうか。各部屋にクローゼットを設けた場合に比べて扉の枚数や造作工事が少なくなりその分費用が安くなります。 

ファミリークローゼットをつくるデメリットとは?

・プライバシー問題
子どもが小さいときは問題ありませんが、思春期になると基本的に着替えもファミリークローゼットの中で済ませることになるため、同じ部屋に服を収納することを嫌がる可能性もあります。
また、ファミリークローゼットが玄関やリビングに近いと来客時に少し使いづらいと感じることがあるかもしれません。

・無駄なスペースが生まれる
ファミリークローゼットは家族みんなの収納ができる程度の広さが必要となりますが、たとえ広さが十分でも、効率よく収納できていないと、無駄なスペースが生まれます。
また、朝の身支度は混雑するので通路が十分に確保できていないとかえって邪魔になり時間ロスに繋がります。

・湿気対策が必要
収納効率や間取りを意識していると、見落としがちなのが湿気です。
ファミリークローゼットを洗面所に併設する場合、湿気やすくなります。対策としては窓や換気扇を設置することです。
クローゼット内で着替え行うこともあるので、真夏や真冬用にエアコンを設置することで、ジメジメするには除湿モードで使うこともできます。

ファミリークローゼット間取りのポイント

・配置場所を考える
家の隅っこに配置して逆に動線が長くなってしまうと、動くのがめんどうになってしまい使われなくなってしまいます。
1.ランドリールームの隣に配置すると、洗濯する・干す・たたむ・しまうのが一連の作業として一部屋で完結することができ、とても効率的になります。
動線として通り抜けられるウォークスルータイプにすると、動きにより無駄がなくなります。
2.シューズクロークに隣接すると、バックやコートなどを持ってそのまま靴を履き出かけられます。
急いでいるときに忘れ物をしてイライラして2階に取りに行くなんてこともなくなります。帰宅時も直ぐに荷物を置き、着替えてリビングに向かうことが出来ます。

・収納レイアウトをよく考える
棚板は可動棚にし収納するものによって高さは変えられるようにするか、何を収納したいかをあらかじめ、しっかり決めて固定棚にするのか。
衣類だけを収納するのか、バックや小物まですべて1か所に収納するのか。
市販の収納ケースを収めたい場合は、サイズを事前に調べておくといいでしょう。
限られた空間に効率よく収納するために、荷物の量を把握して棚の段数やパイプの本数を計画的に決めることが重要です。

さいごに

ファミリークローゼットは、各部屋にクローゼットを設けるよりスペースの節約になり、扉の造作工事費用削減にもつながります。
検討時は事前に、ファミリークローゼットの使い道を家族としっかり話し合いましょう。そうすることで自然に間取りや広さやも決まってくるでしょう。
共働きで忙しい方や家をきれいに片づけたい方はファミリークローゼットをぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。
miyabiでは、物件探しからのリノベーションまで行っておりますので何がございましたらいつでもご相談下さいね。

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