2026.04.27
インテリアリノベーション

棚板を支えるブラケット 主な4種類をメリット・デメリットで比較

棚を支えるのに使うブラケットは、シンプルな形をした金具です。シンプルとはいえ、横から見るとL型、I型、三角、など様々な形があります。色やデザインだけでなく意外と種類も豊富なので悩まれる方も多いのではないでしょうか。 今回は、ブラケットを横から見た形で4種類に分けて、メリット・デメリットをご紹介いたします。ブラケット選びで失敗しないために、ぜひ最後までお読みください。

そもそもブラケットとは?

ブラケットとは、壁に棚板を固定するために使う金具のことです。「棚受け」とも呼ばれ、ホームセンターやインテリアショップ、100円ショップなどでも広く販売されています。

棚を設置する方法はいくつかありますが、柱を立てて棚板を渡す「スタンドタイプ」とは異なり、ブラケットは壁に直接固定するため、床のスペースを占有しないのが大きな特徴です。特に近年は、リモートワークの普及や収納の見直しによって、自宅でDIY棚を作る方が増えており、ブラケットへの注目も高まっています。

一見するとどれも同じように見えるブラケットですが、形状によって強度や用途、デザイン性が大きく異なります。「なんとなく見た目で選んだら、使い勝手が悪かった」「取り付けてみたら強度が足りなかった」というトラブルを避けるためにも、それぞれの特徴をしっかり理解しておくことが重要です。

ブラケットを選ぶ前に確認したいこと

ブラケットの種類を解説する前に、まず選ぶ際の基準となるポイントを押さえておきましょう。

① 何を乗せるか(荷重) 本・食器・観葉植物など重いものを乗せる場合は、強度の高いブラケットを選ぶ必要があります。逆に軽い雑貨や小物であれば、デザイン性を優先することもできます。

② どこに取り付けるか(壁の素材) 石膏ボード、コンクリート、木下地など、壁の素材によってビスの打ち方や強度が異なります。特に石膏ボードへの取り付けは、下地の位置を確認しないと強度が出ないため注意が必要です。

③ どんな空間に使うか(デザイン・用途) キッチンカウンターなのか、リビングの飾り棚なのか、クローゼットの収納棚なのかによって、適したブラケットの形が変わります。

これらを踏まえた上で、それぞれのブラケットの特徴を見ていきましょう。

スタンダードな「L型ブラケット」

横から見るとアルファベットの「L」の形をしており、最もポピュラーなのが「L型ブラケット」です。棚受け金具といえばまずこの形を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

L型ブラケットのメリット

・価格が安く、どこでも手に入る(100円ショップでも見かけます) ・下に置く物のジャマにならない

シンプルなタイプだけに価格が安く、手に入りやすいのがL型ブラケットです。棚板と壁に沿うように取り付けられるので、下の棚に置いた物が当たらないというメリットがあります。また、金属製だけでなく木製やアイアン製など素材のバリエーションも豊富で、インテリアに合わせて選びやすい点も魅力です。

カラーもホワイト・ブラック・シルバー・ゴールドなど多彩なため、部屋の雰囲気に合わせてコーディネートできます。初めてDIYで棚を作る方にとっては、取り付けも比較的簡単なので最初の一歩として選びやすいブラケットといえます。

L型ブラケットのデメリット

・強度が出ない場合がある

金具を曲げただけの形なので、構造的な弱さがあります。特に棚板の出幅が長い場合や、重いものを乗せる場合には、たわみや変形が生じることがあります。強度が必要な場合には、後述の筋交い入りの三角ブラケットを選びましょう。また、サイズが小さすぎるものを選んでしまうと、思った以上に耐荷重が低いケースもあるため、購入前にスペックを確認することをおすすめします。

強度が増した「三角ブラケット」

次にポピュラーなのが「三角ブラケット」です。強度を増すために、斜めに筋交いが入っており、横から見ると三角形に見えるのが特徴です。

三角ブラケットのメリット

・L型ブラケットより強度が出る ・筋交い部にデザインを入れられる ・筋交い部に物を掛けることができる

強度を出すだけでなく、装飾としても機能するのが筋交い部です。アイアン素材のものはスタイリッシュな印象を与え、ヴィンテージ・インダストリアル系のインテリアとの相性が抜群です。また、穴あきの筋交いなら物を掛けられるので、クローゼットやキッチンのオープン収納にも向いています。

さらに、大きめのブラケットを使えば棚板の出幅を広く取ることができるため、キッチンカウンターの下部収納や、ガレージの工具棚など、実用性重視の場面でも活躍します。

三角ブラケットのデメリット

・カウンターの固定には不向き

使い始めると筋交い部がジャマになる事があります。たとえば椅子や足に当たってしまいますから、カウンターの固定には向きません。また、L型に比べると価格が上がるものが多く、デザイン性の高いアイアン製になるとさらにコストがかかる場合があります。取り付けスペースが狭い場合にも、三角形の出っ張りが干渉してしまうことがあるため、設置場所の寸法確認は必須です。

三角のバリエーション「スクエアブラケット」

三角ブラケットの筋交いを四角形に変形させたのが「スクエアブラケット」です。見た目は三角ブラケットに似ていますが、四角い枠の中に棚板をセットする構造になっており、上下2段の棚を同時に作れるのが最大の特徴です。

スクエアブラケットのメリット

・棚を複数つくることができる

棚を縦に並べることができるので、高い収納力を持っています。限られたスペースに多くのものを収納したい場合に重宝します。見た目もスッキリとまとまりやすく、統一感のある棚づくりに向いています。同じスクエアブラケットを等間隔で並べることで、整然とした棚のレイアウトが実現できます。

スクエアブラケットのデメリット

・三角ブラケットほど強度が出ない ・棚が複数になるので重量が増す ・棚の間隔を変更できない

棚が複数になる事で収納量が増える一方、重量も増すので置く物の重さや取付けには注意が必要です。また、棚の高さを変更できないのもデメリットといえます。「やっぱり間隔を変えたい」「棚板を1枚増やしたい」と思っても、後から変更するのが難しいため、設置前にしっかりとレイアウトを計画しておくことが重要です。

シンプルな「I型ブラケット」

アルファベットの「I」の形をしており、すっきりとしたデザインなのが「I型ブラケット」です。「フローティングシェルフブラケット」や「隠し金具」とも呼ばれ、棚板を壁から浮かせたように見せる演出ができる、デザイン性の高いブラケットです。

I型ブラケットのメリット

・すっきりとしてデザイン性が高い ・下に置く物のジャマにならない

存在が目立たないので、デザインを台無しにすることがありません。宙に浮いたようなカウンターに使われることが多く、インテリアにこだわる方に人気の高いブラケットです。また、複数の棚をつくっても下の段をジャマしません。特に白い壁に白い棚板を合わせると、まるで棚板だけが浮いているような、洗練された印象の空間が演出できます。

ディスプレイ棚や飾り棚として使う場合は、棚そのものを主役にできるのが最大の強みです。

I型ブラケットのデメリット

・取付けが難しい ・それだけでは強度が出ない

I型は壁側の辺が短く、強度を出すのが難しい形です。壁や棚板に補強が必要になるので、DIYでの取付けは難しくなります。特に賃貸住宅では壁に大きな穴を開けることができないケースも多く、設置できない場合もあります。また、重いものを乗せると棚板がたわんだり、最悪の場合は落下する危険性があるため、用途と荷重には十分注意が必要です。I型ブラケットを使う場合は、必ず壁の下地を確認し、しっかりとビスを打ち込める場所に設置するようにしましょう。

さいごに

以上、代表的なブラケット4種類のメリット・デメリットをご紹介しました。

それぞれの特徴を振り返ると、手軽さと汎用性を求めるなら「L型」、重いものを乗せたい・デザインにもこだわりたいなら「三角」、限られたスペースに収納量を増やしたいなら「スクエア」、インテリアの美しさを最優先にするなら「I型」というのが一つの目安になります。

共通する注意点は、ブラケットのデザインばかり優先しないことです。見た目がいくら気に入っても、用途に合っていなければ安全性や使い勝手に問題が生じます。どのような用途で使うかをよく検討した上で、それぞれの目的に合ったブラケットを選びましょう。

また、いずれのブラケットも取り付け方を誤ると棚の落下につながる危険があります。壁の素材や下地の位置をしっかり確認した上で、適切な方法で取り付けることが何よりも大切です。不安な場合は、専門の業者に相談することも検討してみてください。ブラケット選びの参考になれば幸いです。ぜひ、理想の棚づくりを楽しんでください。

 

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