2023.09.04
インテリアリノベーション

ブラケットについて 4種類をメリット・デメリットで比較

棚を支えるのに使うブラケットは、シンプルな形をした金具です。シンプルとはいえ、横から見るとL型、I型、三角、など様々な形があります。色やデザインだけでなく意外と種類も豊富なので悩まれる方も多いのではないでしょうか。

今回は、ブラケットを横から見た形で4種類に分けて、メリット・デメリットをご紹介いたします。

スタンダードな「L型ブラケット」

横から見るとアルファベットの「L」の形をしており、最もポピュラーなのが「L型ブラケット」です。

L型ブラケットのメリット

・価格が安く、どこでも手に入る(100円ショップでも見かけます)

・下に置く物のジャマにならない

シンプルなタイプだけに価格が安く、手に入りやすいのがL型ブラケットです。棚板と壁に沿うように取り付けられるので、下の棚に置いた物が当たらないというメリットがあります。

L型ブラケットのデメリット

・強度が出ない場合がある

金具を曲げただけの形なので、構造的な弱さがあります。強度が必要な場合には、筋交い入りの三角ブラケットを選びましょう。

強度が増した「三角ブラケット」

次にポピュラーなのが「三角ブラケット」です。強度を増すために、斜めに筋交いが入っています。

三角ブラケットのメリット

・L型ブラケットより強度が出る

・筋交い部にデザインを入れられる

・筋交い部に物を掛けることができる

強度を出すだけでなく、装飾としても機能するのが筋交い部です。穴あきの筋交いなら物を掛けれるので、クローゼットにも向いています。

三角ブラケットのデメリット

・カウンターの固定には不向き

使い始めると筋交い部がジャマになる事があります。たとえば椅子や足に当たってしまいますから、カウンターの固定には向きません。

三角のバリエーション「スクエアブラケット」

三角ブラケットの筋交いを四角形に変形させたのが「スクエアブラケット」です。

スクエアブラケットのメリット

・棚を複数つくることができる

棚を縦に並べることができるので、高い収納力を持っています。

スクエアブラケットのデメリット

・三角ブラケットほど強度が出ない

・棚が複数になるので重量が増す

・棚の間隔を変更できない

棚が複数になる事で収納量が増える一方、重量も増すので置く物の重さや取付けには注意が必要です。また、棚の高さを変更できないのもデメリットといえます。

シンプルな「I型ブラケット」

アルファベットの「I」の形をしており、すっきりとしたデザインなのが「I型ブラケット」です。

I型ブラケットのメリット

・すっきりとしてデザイン性が高い

・下に置く物のジャマにならない

存在が目立たないので、デザインを台無しにすることがありません。宙に浮いたようなカウンターに使われることが多いです。また、複数の棚をつくっても下の段をジャマしません。

I型ブラケットのデメリット

・取付けが難しい

・それだけでは強度が出ない

I型は壁側の辺が短く、強度を出すのが難しい形です。壁や棚板に補強が必要になるので、DIYでの取付けは難しくなります。

さいごに

以上、代表的なブラケット5種類のメリット・デメリットのご紹介でした。

共通する注意点は、ブラケットのデザインばかり優先しないことです。どのような用途で使うかをよく検討した上で、それぞれの目的に合ったブラケットを選びましょう。

 

 

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