リノベーションを検討されている方の中には、「間取りは変えたいけれど、家具のレイアウトまではまだ考えられていない」という方も多いのではないでしょうか。
実は、寝室の印象や使い勝手を大きく左右するのが、ベッドの配置なのです。壁紙や床材と同じくらい、いえ、それ以上に「どこにベッドを置くか」が空間全体の雰囲気を決めると言っても過言ではないかもしれません。
今回は、リノベーションのタイミングだからこそ真剣に考えたい、ベッドと空間づくりについて解説していきます。
「ベッドは部屋の主役」という考え方
寝室に入ったとき、視線が最初に向かうのはどこでしょうか。おそらく多くの方が、ベッドに目が行くのではないかと思います。それほどベッドは存在感が大きく、寝室という空間の「主役」といえる家具です。
リノベーションの設計段階でよくあるのが、「間取りを先に決めて、あとから家具を置く」という流れです。ただ、ベッドに関しては少し考え方を変えてみると、より満足度の高い空間になることがあります。ベッドをどこに置くかを先に考えて、そこから逆算して間取りや収納を設計するというアプローチです。
特にリノベーションは、新築と違って既存の窓や柱の位置がある程度決まっていることも多いでしょう。そのため、「窓との関係」「ドアとの関係」「採光と通風」を念頭に置きながら、ベッドの配置を検討されるとよいかもしれません。
ベッドの配置パターンと、それぞれの特徴
ベッドの置き方には、いくつかの基本的なパターンがあります。それぞれにメリットと注意点がありますので、ご自身のライフスタイルや寝室の広さに合わせて考えてみてください。
① 壁付け・コーナー配置
ベッドを部屋の角(コーナー)に寄せ、2面を壁に接するように置くスタイルです。スペースを広く使えるため、特に6〜8畳程度の寝室ではよく見られる置き方ではないでしょうか。
メリットとしては、残りのスペースを広く確保しやすいこと、またベッドが「落ち着いた場所」に収まる感覚が得られることが挙げられます。一方で、壁側に寝る方がベッドの出入りをしにくくなる点は、二人でお使いの場合に気になることもあるかもしれません。
② 片側のみ壁付け
ベッドの長辺を一方の壁に寄せ、もう一方のサイドは通路として確保するスタイルです。一人でお使いの場合や、シングルベッドを縦に配置する場合などに向いています。
壁に接している側に棚を設けたり、コンセントを設置しておいたりすると、スマートフォンの充電や読書灯の配線がすっきりまとまります。リノベーションの段階でコンセント位置を調整しておくと、後々とても便利になることがあります。
③ フロート配置(壁から離して置く)
ベッドを壁から少し離し、ヘッドボードのある頭側だけを壁に付けながら、左右に通路を確保するスタイルです。ホテルライクな印象になりやすく、二人でお使いの場合にはそれぞれ自分のサイドから出入りできるため、使い勝手が良いという声もよく聞きます。
ただし、左右に各60〜70cm程度の通路幅が必要になるため、ある程度の広さがある寝室に向いているかもしれません。8畳以上の寝室であれば、比較的取り入れやすいレイアウトではないでしょうか。
④ 窓下配置
ベッドを窓の下に配置するスタイルです。レイアウトの選択肢が増える一方で、注意点もいくつかあります。
夏は窓からの熱気、冬は冷気が直接影響しやすいため、断熱性の高い窓への変更や、厚手のカーテン設置を併せて検討されると良いかもしれません。また、朝の光が直接顔に当たる場合もありますので、遮光性の高いカーテンやブラインドを組み合わせるのも一つの考え方です。
リノベーションで窓の断熱性能を上げるタイミングであれば、窓下配置も検討しやすくなると思います。

「ドアとの位置関係」も意外と大切
ベッドの配置を考えるとき、窓だけでなくドアとの位置関係も気にしてみてください。
一般的に、ドアを開けたときにベッドが正面に見えない配置の方が、視覚的な落ち着きが生まれやすいと言われています。また、夜中に家族がドアを開け閉めするような場合、ドアからの光や音が気になることもあります。ドアからベッドまでの動線が自然に確保されているかどうかも、毎日の生活ではじわじわと影響してくるものです。
リノベーションでドアの位置を変えられる場合は、「ベッドをどこに置きたいか」を先に決めてから、それに合わせてドアや収納の位置を調整するという発想もあるかもしれません。
空間を広く見せるレイアウトのコツ
限られたスペースの中で寝室を心地よくするために、少し意識するだけで違いが出るポイントをいくつかご紹介します。
ベッドの高さを低めにする
ローベッドやフロアベッドは、視線が低くなることで天井が高く感じられ、部屋全体が広く見える効果が期待できます。ミニマルな印象の寝室にしたい場合や、天井高が標準的な場合には、特に効果を感じやすいかもしれません。
ベッドの向きと視線の「抜け」を作る
ベッドに横になったとき、視線の先に窓や奥行きのある空間が来るような配置にすると、圧迫感が軽減されることがあります。「寝ながら何が見えるか」という視点で配置を考えてみるのも面白いかもしれません。
ベッド周りの「通路」を意識する
生活動線として最低限必要な通路幅の目安として、ベッドサイドは60cm程度あると日常的な使い勝手がよいとされています。収納の扉が開く方向も合わせて確認しておくと、実際に生活を始めてから「使いにくかった」ということを防ぎやすくなります。
リノベーションだからこそできる「ベッドのための設計」
既製の住宅やマンションでは、なかなかできないことのひとつが、ベッドに合わせた設計です。リノベーションでは、以下のような工夫が取り入れやすくなります。
ヘッドボード側の壁にニッチや造作棚を設けるとスマートフォンや本、照明などを置けるスペースを壁に組み込むことで、サイドテーブルが不要になり、その分スペースを広く使えることがあります。
コンセントの位置をベッドに合わせて設置すると「枕元にコンセントがない」「コードが届かない」という悩みは、意外と多いものです。リノベーション時に、ベッドの配置を先に決めてからコンセントの位置を決めると、こうした小さなストレスを減らしやすくなります。
間接照明の組み込むとベッド下や壁面に間接照明を仕込むことで、夜の寝室の雰囲気が大きく変わることがあります。スイッチの位置もベッドに横になったまま手が届く場所に設けておくと、より便利かもしれません。
まとめ
ベッドの配置は一度配置してしまうとなかなか動かすのが難しい家具のひとつです。だからこそ、リノベーションという「ゼロから考えられるタイミング」に、しっかりと向き合っておくことには意味があるのではないかと思います。
「こんな寝室で眠れたら」というイメージを、ぜひ間取りの検討段階から一緒に考えさせてください。小さなこだわりが積み重なった空間は、毎日の暮らしをそっと豊かにしてくれるはずです。
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