GWが明けて梅雨の時期に入ると、LDKが洗濯物でいっぱいになりがち。
せっかくインテリアにこだわって空間をつくっても、洗濯物の生活感で雰囲気がかき消されてしまうとがっかりしてしまいます。
特に家にいる時間が多いと、洗濯物を眺めながらの生活。。
ストレスに感じてしまう方も多いと思います。
そのストレスを解消してくれるのが、ランドリールームとファミリークローゼットです。
ここ数年の大きな変化のひとつに、洗面脱衣のつくりや間取りがあります。
特に、ランドリールームの機能を併設した洗面脱衣室や、LDKからも行き来できるファミリークローゼットを設ける家が目立つようになってきました。
そこで今回は、「ランドリールーム」と「ファミリークローゼット」の事例を3つご紹介します。
洗面脱衣室+ランドリールーム 一体型
最もよく見られるのが、洗面脱衣室を少し広めに設計し、ハンガーパイプを設置して物干しスペースを設けた間取り。
お風呂に入るのに衣類を脱ぐ→溜まった衣類を洗濯機へ入れて洗う→そのままその場ですぐ干す、というように動線のムダのなさが、このつくりの最大の魅力といえるでしょう。
洗濯物をたたむのに便利なカウンターや、タオルや下着類、ルームウェアなど、お風呂上りにすぐに身につけるものの収納スペースを併設しているケースも多いですね。
洗面脱衣室+ランドリールーム 引戸で仕切る間取り
友人を招いたりする来客が多いお宅では、洗面脱衣室が物干しスペースを兼ねていると、都合が悪いこともあるでしょう。
その点で、機能的なのが、「洗面脱衣室とランドリールームを間仕切りできる間取り」です。
洗面台とランドリールームが隣同士という利便性はそのままに空間を仕切れるので来客時にも気兼ねなく洗濯物を干しておくことができます。
「洗面まわりの空間を常にすっきりきれいに保っておきたい」というニーズにもフィットする間取りです。
洗面脱衣室+ランドリールーム すぐ隣にファミリークローゼット
最近、特に増えていることを実感しているのが、「洗面脱衣室」「ランドリールーム」「ファミリークローゼット」の3つがつながる間取りです。
これは「脱ぐ→洗う→干す→片付ける→着る」が最短の動線で完結するとで、家事の時短や生活導線の改善につながるため、採用するご家庭が多いようです。
外に干して、それを取り込んで、畳んで各部屋のクローゼットにしまう、という動線と比べれば、無駄がなく、コンパクトに済みます。
まとめ
洗濯は、自分や家族が日々を快適に過ごすために必要な大切な家事であると同時に、日々忙しい毎日のなかで、なるべく手間をかけずに済ませたい作業でもあります。
家すくりは、日常に潜む小さなストレスを改善するための絶好の機会。
建築する家の広さや間取りの優先順位にもよりますが、自分たちの今の暮らしを振り返って、これからの暮らしをイメージして機能的でかつ使いやすい環境をつくりましょう。
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