現在、日本の住宅の7.5戸に1戸は空き家と言われています。そんな日本は今ストック型社会になりつつあり、地球にやさしい、持続可能な社会を目指しているため、リノベーションへの注目度は今後もさらに高まっていくと思われます。
自分に合わせたリノベーションを行うことができ新築よりも中古を希望されている方も多いのではないでしょうか。
しかし、突然の転勤やライフイベントによってリノベーションした物件を手放さなければならない可能性もあります。そうなったとき、リノベーションしたマンションって売却できるの?と心配になるかたもいると思います。売れたとしても資産価値ってどうなんだろうなどたくさんの疑問について解説していきたいと思います。
リノベーションするとマンションは売れなくなるの?
よく、リノベーションするとマンションを売りにくくなるという意見を耳にするかもしれませんが、リノベーションしたことが原因で売れなくなることはほとんどありません。
中古マンションの資産価値を大きく左右するポイントは『築年数』『立地』『室内状況』です。リノベーションでは『室内状況』についてだけ変わります。変わるといっても設備を新しくしたり、間取りを変更したりとよい状態へ変わることがほとんどですので、資産価値が下がることはほぼありません。こういったことから、リノベーションが原因でマンションが売りにくくなってしまうことはほとんどないといえます。
ただし、間取りを大きく変更して2LDKだった部屋をワンルームへ変えていたり、内装のデザインが奇抜であったりすると万人受けするものではないため、ほしいと思ってくれる買い手が少ないといったデメリットはもちろんあります。
しかし、そのようなデザインに魅了感じてくれる人は少数でもいるはずですので、その奇抜さを売り出して販売していくといった手もあります。
どういった場合にマンションは売れなくなるのか
ではどのような場合にマンションが売れなくなってしますのでここから詳しく解説していきます。マンションの売れない大きな理由は以下の3点が考えられます。
・立地が悪い
・築年数がふるい
・価格が高い
立地が悪い
一つ目の立地についてですが、マンションの設備や間取りはリノベーションをすればある程度変更できますが、周辺環境などの立地条件は変えられません。特に資産価値に影響してくる立地条件をまとめてみました。
①駅からの距離
やはり交通の利便性はかなり重要です。駅までの距離はもちろんですが、都心までどのくらいの時間で行くことができるのかも重要になってきます。通勤や通学など日々の生活で重要しされています。駅といっても急行が止まる駅であったり、利用できる路線が2本あるなど利便性が高いほど資産価値も高くなります。
②周辺施設の充実
実際に生活するうえで周辺の施設は重要です。スーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストア、病院や公園、金融機関などが近いと立地が良いとされています。
③子育てしやすい環境
子育て世代にとっては周辺環境をかなり気にされている方が多いかと思います。
学区はもちろん、小学校や幼稚園などが近くにあるのか、公園が近いかなどが重要になります。そして防犯面も気にされるかと思います。マンション周辺に繁華街があり治安が良くないこともあります。そういった場所で子育てをしたい方は少ないでしょうから、防犯面で優れている立地は人気が高い傾向があります。
築年数が古い
基本的にマンションは原則年数の経過とともにマイナスの評価をします。特に築年数25年までは価値の下がり幅が大きく、新築の半分ほどにまで落ち築26年以降の下落は緩やかになるといわれています。リノベーションをする方のほとんどが中古マンションを購入されると思います。すでに築年数がたっていますので、売却するころにはさらに資産価値は下がっていると思われます。しかし、リノベーションが行われることで築年数が古いからこその見た目が汚いのでは?設備が古いのでは?といった不安も解消されることがあります。
価格が高い
マンションの相場よりも極端に高いマンションはやはり売れなくなってしまいます。売却する際には複数の不動産会社に査定してもらい適正価格を判断することは多いかと思います。ローンの残金との兼ね合いなどで、実際の相場より高い価格で設定されている物件もありますが、やはり価格を見ただけで候補からはずれてしまう場合が多く、そうするとリノベーションの良いところを知ってもらうことなく終わってしまいます。
高く売りたい気持ちはありますが、しっかりと査定調査をして価格を決めていきましょう。
リノベーションで資産価値は上がるのか?
結論、中古物件をリノベーションすることで資産価値は下がりにくくなります!
ここまででお話したとおり、築年数が経つにつれて設備の老朽化や耐震性、断熱性が下がるなどの影響によって資産価値は大きく下落します。
しかし、リノベーションをすることによって、トレンドに合った間取りに変更されていたり、水回り等の設備や断熱材、耐震性能などが新しく一新されていることも多いため、新築の資産価値までは戻りませんが、価値の向上につながります。
さらに、フルリノベーションの場合であれば一度、間取り等を全て壊すため、壁や床に隠れて見得ていなかった水漏れや、給排水管の劣化などチェックなどが出来るので、修繕が必要な場合は新しいものに取替えることもできたり、これから生活をしていく上での安心感も高まります。
日当たりなどについてもは、間取りを大きく変更することによって問題が解消する可能性もあったり、壁紙や床材など素材にこだわることで価値を高めることも可能です。
まとめ
物件の資産価値について解説してきましたが、経年劣化に伴う資産価値の下落は避けられません。ですが、しっかりとしたリノベーションを行うことによって物件の価値を高める効果があります。
リノベーションしたからと言って資産価値がさがることはほとんどありません。
しかし、リノベーション済みのマンションを売却する際は不動産会社に依頼すると思います。不動産会社には得意・不得意があり、同じ不動産会社でも、担当者ごとに力量は異なるでしょう。しっかりと話しを聞き信頼できる不動産会社に依頼することをお勧めします。
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