2021.05.18
不動産

“リノベーションに適した中古マンション”の探し方

理想の住まいを叶えるために重要な”物件選び”

その物件が、”新しい住まいで叶えたいこと”が実現できるのかを事前に見極めることが
大事なポイントになります。

部屋だけでなく、立地やマンションの管理体制など自分たちでは変える事のできない部分を重視して物件を選ぶことも大切です。今回は実際に内見をする際にぜひ確認してほしい、マンション全体のチェックポイントをご紹介します!

3つのポイントから考えるマンションのタイプ

効率良く、物件探しをするために、物件探しを始める前に、下記の3つの視点から自分の希望にマッチするマンションタイプを考えてみましょう。

1.都心と郊外 どっちが好み?
いわゆる好立地に住みたいと思うのは皆さん一緒ですよね。転勤が多い方なら尚更、将来売りにだすことも踏まえて、駅チカの好立地であることは必須条件ですよね。ただ、好立地といっても人それぞれ。

●通勤時間が短縮できる都心で、小さいお家に暮らす。
●都心に出やすい郊外でゆとりある土地で暮らしたい。

など、その街の暮らしを具体的にイメージして、自分にとっての好立地を考えてみましょう!

2.新耐震と旧耐震のちがいとは?
リノベーションしたいけど、そもそも古い建物って耐震的に大丈夫なのか?リノベーションで一番気になるのは、地震大国のこの日本では気になるポイントですよね。

1981年6月に建築基準法が改正され、それ以降に確認申請が出されたものを新耐震といいます。

新耐震基準でも大地震発生時に倒壊しない構造にすることが定められたので築年数が経過している物件でも安心できますよね。ただ、旧耐震でも耐震補強工事を行っている物件であれば、新耐震と同等の安心が得られます。築年数だけに固執せず、共用部分のきれいさなどもチェックし、物件探しのヒントにしましょう。

3.大規模マンションと小規模マンションのそれぞれの良いところは?
総戸数100戸以上を大規模マンションと区分するのが一般的です。

大規模マンションは、1住戸に対する修繕積立金を抑えつつも、潤沢にお金を集めることができるのがメリット。一方、小規模マンションは共益費が高くなる傾向にありますが、小規模だからこそ、どんな人が住んでいるのか把握できる安心感もあります。

また、大規模マンションは敷地内に子供が遊べる場所が設けられているケースも多いですので家族形態も視野に入れて、どちらが自分に向いているのか、考えてみましょう。

失敗しない物件探しのために

マンションは戸建てとちがって、家の第一印象が決まるのは共用部であるエントランス。といっても過言ではありません。管理体制の良さは必然的にマンションを長持ちさせることにつながるもの。せっかっく素敵なリノベーションが叶っても、トラブルが発生してしまったらとても残念ですよね。

内見時には共用部分を含めたマンション全体に目を向けてチェックすることをおすすめします。

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