2023.03.21
不動産

リノベーションマンションの資産価値は?価値向上のポイントを紹介

リノベーションを検討される場合の多くは物件探しからスタートされる方が多いと思います。

物件探しをするにあたって『物件の資産価値』は重要なポイントではないでしょうか。

自分好みのリノベーションをしても、転勤や転職、家族構成などのライフスタイルの変化によって売却される可能もあります。そんなとき、できるだけ売却がしやすい物件であれば安心ですし、たとえ売却しなかったとしても、せっかく高いお金を払って購入したご自身の家の価値は出来るだけ下げたくないですよね。

そもそも、中古物件の資産価値を決める要因はなんなのでしょう。

また、リノベーションすることで資産価値はどう変化するのでしょうか。

今回は資産価値とリノベーションの関係について詳しく解説していきます。

物件の資産価値を決めるポイント

まずは中古物件、特に中古マンションの資産価値を決めるポイントについて解説していきます。

中古マンションの資産価値を決める重要チェックポイントは6つあります。

Check1✓ 築年数

一般的に不動産は築年数が経過するごとにその価値は下がり、売買価格も安くなっていきます。その理由としては建物の耐久性や耐震性が劣化することはもちろん、設備の老朽化や間取りのニーズが今のトレンドに合わないなど不安に感じられる点が多い為です。

では築年数の経過によってどの様に価格は下がっていくのでしょうか。

良く言われているのが、築20年目までは急激に価格が下落していき、築21年目あたりから緩やかなペースで下落すると言われています。一度緩やかなペースになる理由の一つとして、築20年を過ぎると設備等の劣化による大規模修繕工事が行われる可能性があったり、修繕積立金の金額があがるなど購入する側にとっての懸念点が多くなるためと考えられます。

やはり築年数が浅い方が価値は高く、築年数が経つにつれて資産価値も下がっていきます。

さらには鉄骨・鉄筋コンクリートなどのマンションの場合は築25年以内であることが住宅ローン控除を受ける要件となっている点も注意が必要です。

Check2✓ 地域

次に、どのような地域に立地しているかも価値の評価ポイントにもなります。

例えば、子育てをされている方の中には学区を気にされている方も多いのではないでしょうか。人気の学区や、近くに公園があったり閑静な住宅街のような立地は評価が高く、また、都心部への距離が近いほど資産価値は高まります。

逆に、工場を近かったり、商業施設などが多い地域や、都心部にからかなり距離のある立地の場合は評価が低くなる傾向もあります。

Check3✓ 駅までの距離

駅からの距離も重要です。駅から近い方が価値は高くなります。

しかし、駅から近くても各駅停車の駅の方が急行が止まる駅よりも資産価値は下がります。また、物件サイト等にある駅から徒歩〇分と書かれているこれは、80m=1分で計算されています。そのため子どもの歩くスピードではもう少し時間がかかったり、信号待ちや坂道なども考慮された時間ではないので、安易に駅から近いから資産価値も高く良い物件だとは限らないので注意が必要です。

Check4✓ 日当たり、土地形状

物件の周辺に大きい建物が建っていたり、目の前が崖になっていてるなどで日中の日差しが入らないなどの場合も資産価値は下がる傾向があります。

Check5✓ 設備・住宅性能

築年数のポイントでも解説しましたが、年数が経つにつれて耐震性や断熱性、排水管などの老朽化が進む為、資産価値も下がる傾向があります。

しかし、診断や補修をしっかりと行っていれば資産価値の向上につながる場合もあります。マンションにおいては大規模修繕計画や、修繕積立金計画表など、個人でできない範囲の修繕が計画されているなども確認する必要があります。

Check6✓ 管理・メンテナンスの状態

マンションにおいては管理状態も重要なポイントとなってきます。

共用部分や、外壁などの管理が行き届いている物件の場合は資産価値が下がりにくい傾向があります。ゴミ置き場にゴミが放置されていない。掲示板に古い張り紙がに残っていない。植栽が手入れされているなど、気持ち良く生活できる環境を提供しているマンションは資産価値の上昇につながる可能性が大きくあります。

 

 

資産価値とリノベーションの関係性

上記のポイントを踏まえて、中古マンションをリノベーションすることによって資産価値はどのように変化するでしょうか。

結論、中古物件をリノベーションすることで資産価値は下がりにくくなります!

ここまででお話したとおり、築年数が経つにつれて設備の老朽化や耐震性、断熱性が下がるなどの影響によって資産価値は大きく下落します。

しかし、リノベーションをすることによって、トレンドに合った間取りに変更されていたり、水回り等の設備や断熱材、耐震性能などが新しく一新されていることも多いため、新築の資産価値までは戻りませんが、価値の向上につながります。

さらに、フルリノベーションの場合であれば一度、間取り等を全て壊すため、壁や床に隠れて見得ていなかった水漏れや、給排水管の劣化などチェックなどが出来るので、修繕が必要な場合は新しいものに取替えることもできたり、これから生活をしていく上での安心感も高まります。

日当たりなどについてもは、間取りを大きく変更することによって問題が解消する可能性もあったり、壁紙や床材など素材にこだわることで価値を高めることも可能です。

 

 

資産価値を考えたリノベーションのポイント

しかしリノベーションと言っても、マンションによっては規約等があり工事内容が制限される場合、大幅な変更が出来ないことがあったりもします。こういったことは物件を見に行くだけでは判断しにくく、プロの目線で細かくチェックすることが重要です。

そのため、資産価値を考えてリノベーションする為には、リノベーションを行うことが得意な専門の会社に相談することをお勧めします。

リノベーションの専門家の目線からより資産価値が向上する提案を受けられ、ご自身の好きなテイストで住み心地のよいお家が手に入ります。

 

まとめ

物件の資産価値について解説してきましたが、経年劣化に伴う資産価値の下落は避けられません。ですが、しっかりとしたリノベーションを行うことによって物件の価値を高める効果があります。

しかし物件を選ぶ際はどこまでリノベーションが可能な物件なのか。また、立地や管理状況などについても物件を選ぶときは考慮が必要です。実際に物件選びに行っても判断が難しいかったりと不安に感じられる方も多いと思います。

miyabiでは、理想の暮らしに適した物件探しから、リノベーションプラン計画、施工、アフターメンテナンスまでそれぞれのプロが全てワンストップで行っております。

お打合せの中で、お客様のリノベーション後の暮らしがより良くなるようなご提案をさせて頂きます。

お客様の理想の住まいづくりをサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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