2025.12.13
リノベーション

住まいの温度差ストレスを解消する、断熱リノベーション・リフォームのすすめ

「冬はリビングは暖かいのに、廊下に出るとひんやりする…」
「お風呂に入るまでの寒さがつらい…」
「夏は2階だけ猛暑で眠れない…」

こうした“住まいの温度差ストレス”は、古い家や築年数の経った住宅に多い悩みのひとつです。毎日のことだからこそ、無意識のうちに疲労がたまり、家にいる時間が快適とは言えなくなってしまいます。

そこで注目されているのが 「断熱リノベーション・断熱リフォーム」
特別な設備に頼らなくても、家の“基本性能”を高めることで、家全体の温度を整え、四季を通じて快適な暮らしを実現できる方法です。

本記事では、断熱リノベーションの必要性や、どこをどう改善するべきか、実際にどんな効果が得られるのかを詳しくご紹介します。

なぜ住まいの温度差は生まれるのか?

日本の住宅は、長年「夏を涼しく過ごす」ことを前提にしたつくりが多く、
冬の寒さに対する備えが欧米に比べて遅れてきました。

特に築20〜30年以上の住宅は、

●壁・天井・床の断熱材が不十分
●窓の性能が低く、冷気・熱気の出入りが大きい
●気密性が低く、すきま風が入りやすい

といった構造的な原因が重なり、
部屋ごとに温度差が生まれやすい状態になっています。

実際、家の中で最も熱が逃げると言われているのが「窓」。
冬は約5〜6割の熱が窓から流出し、夏はそこから熱が侵入するとされています。

この温度差は単に「寒い」「暑い」という不快感だけでなく、
ヒートショックのリスクや光熱費の増大にもつながります。

断熱リノベーションでできること

断熱リフォームには、家の状態やご予算に合わせてさまざまな方法があります。代表的なものを紹介します。

● 1. 窓の断熱性能を上げる(最も効果が大きい)

  • 内窓を取り付ける(二重窓にする)

  • 既存の窓を断熱窓へ交換する

  • 断熱性の高い複層ガラス・トリプルガラスにする

窓は断熱リフォームの“要”。
施工性が高く、費用対効果も最も分かりやすい部分です。

● 2. 壁・天井・床の断熱材を強化する

  • 壁の内側に新しく断熱材を入れる

  • 天井(小屋裏)に断熱材を追加する

  • 床下に断熱材を敷き込む

フルリノベーションのタイミングであれば、
壁・天井・床の断熱性能を一気に底上げできるため、リフォーム後の快適性が大きく変わります。

● 3. 玄関ドアの断熱化

断熱ドアへの交換は、外気との境界を強化する効果が大きい部分。
最近は工事が1日で完了する製品も増えてきています。

● 4. 気密性能を高める施工

断熱材だけでなく、すき間をなくす「気密」の確保も重要です。
断熱と気密はセットで考えることで、性能が最大限に発揮されます。

断熱リノベーションで得られるメリット

● 1. 家じゅうの温度差が解消される

廊下・洗面室・トイレ・脱衣所…
これまで寒かった場所も温度が安定するため、
動線が冷えず、冬の生活が“我慢しなくていい暮らし”に変わります。

● 2. 光熱費が下がる(省エネ)

断熱性能が高まると、エアコンの効きが良くなり、
冷暖房に頼りすぎなくても快適に過ごせます。
月々の光熱費が抑えられるのはもちろん、長い目で見ると大きな節約につながります。

● 3. ヒートショックの予防にもつながる

冬場の急激な温度差が原因で起きるヒートショックは、住宅内事故の大きな原因のひとつ。
断熱改修は、家族の健康にも直結する大切な改善ポイントです。

● 4. 結露が減り、家が長持ちする

窓・壁・天井の断熱性が上がることで結露が大幅に減り、
カビの発生や窓際の劣化も防げます。
家の寿命を延ばす効果も期待できます。

● 5. 夏の暑さも軽減される

断熱は冬だけでなく、夏の性能も向上します。
「2階が暑くて寝苦しい…」という悩みが改善され、
睡眠の質が上がるという声も多いです。

どのくらいの工事で、どれくらい変わるのか?

断熱リフォームと聞くと「大規模な工事が必要なんじゃ?」と思われがちですが、
実は“窓まわりの改善だけ”でも体感は大きく変わります。

  • 内窓設置:1日で完了

  • 玄関ドア交換:1日で完了

  • 天井断熱:1〜2日ほど

  • 床下断熱:1〜2日

  • 壁断熱(リノベ時):解体を伴うため数日以上

フルリノベーションのタイミングで断熱性能を底上げするのがベストではありますが、
部分的な施工でも「帰宅した時の寒さがぜんぜん違う」「夜の暖房効率がよくなった」と喜ばれるケースが多くあります。

補助金を活用できる場合もあります

近年は、国の断熱改修支援が手厚く、
窓リフォームや高性能建材の導入で補助金が利用できる制度も増えています。

特に窓周りのリフォームは補助金対象になりやすいため、
賢く使うことで実費負担を大きく減らすことも可能です。

(※年度や制度により内容が変わるため、事前の確認が必要です)

【注目】窓リノベ補助金2025を詳しく解説

断熱リフォームの中でも、特に窓の断熱に使える補助金は多くの方から注目されています。2025年に実施された「先進的窓リノベ事業」のように、窓の断熱性を高める工事に対して、かなり高い割合で補助金が出る制度が、2026年も続く見込みです。

なぜ窓が重要かというと、窓は家の中で特に熱が逃げたり入ってきたりしやすい場所だからです。

窓の断熱性能を上げる工事(今の窓の内側にもう一つ窓をつける内窓設置や、断熱性の高い窓への交換など)は、家全体の断熱効果を高めるのに効果的です。

補助金の金額は、取り付ける窓の種類や性能、大きさ、数などによって計算されます。

補助金には申請できる期間や予算の上限があるため、検討を早めに始め、制度の詳細が発表されたら迅速に準備を進めることが大切です。

補助金活用の流れと申請時の注意点

断熱リフォームの補助金を活用する際は、以下の手順が一般的です。

まず、利用可能な補助金制度の詳細を確認し、自分の計画が条件を満たすか検討します。

次に、補助金申請に対応できるリフォーム会社を選び、プランと見積もりを依頼。契約後、多くの場合、会社が申請を代行してくれますが、自分で住民票などの書類を準備する場合もあります。

補助金の交付決定通知を受け取ってから工事を開始するのが基本で、完了後は報告書を提出して審査を受けます。

申請期間や必要書類の確認、業者との密な連絡、そして予算上限による早期終了に注意が必要です

詳細はリフォーム会社や補助金相談窓口に相談しながら進めましょう。

断熱リノベーションは「暮らしの質」を変える工事

断熱というと“家の性能”の話に聞こえますが、
実際には 家で過ごす時間そのものの快適さを変えてくれるリノベーション です。

  • 朝起きたときの空気が冷たくない

  • どの部屋も同じように暖かく、移動がラク

  • 夏場もエアコン1台で家中が涼しい

  • シャワーを浴びるまでの寒さに耐えなくていい

こうした「日々の小さなストレス」がなくなるだけで、
暮らしは驚くほど豊かになります。

家は長く住み続ける場所だからこそ、
見た目だけでなく“性能”を整えることはとても大切です。

さいごに

住まいの温度差は、放っておくと体にも家にも負担をかけてしまう問題ですが、
断熱リノベーションを行うことで、驚くほど快適な住まいに変えることができます。

  • 冬も夏も過ごしやすくなる

  • 光熱費が下がる

  • 結露・カビの悩みが減る

  • 家族の健康を守る

  • 家の寿命も伸ばせる

見た目の“デザイン”だけでなく、
家そのものの“性能を整えるリノベーション”は、
これからの住まいづくりに欠かせない選択肢です。

「これからも長く住みたい家だから、もっと快適にしたい」
そんな思いがある方には、断熱リノベーションはとてもおすすめです。

住まいの温度差は、放っておくと体にも家にも負担をかけてしまう問題ですが、
断熱リノベーションを行うことで、驚くほど快適な住まいに変えることができます。

  • 冬も夏も過ごしやすくなる

  • 光熱費が下がる

  • 結露・カビの悩みが減る

  • 家族の健康を守る

  • 家の寿命も伸ばせる

見た目の“デザイン”だけでなく、
家そのものの“性能を整えるリノベーション”は、
これからの住まいづくりに欠かせない選択肢です。

「これからも長く住みたい家だから、もっと快適にしたい」
そんな思いがある方には、断熱リノベーションはとてもおすすめです。

リノベーションを考えているなら、たくさんの実績あるリフォーム会社や魅力的な施工事例が載っているmiyabiで、あなたの理想の断熱リノベーションを実現するための最高のパートナー探しを始めてみませんか?

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