2024.06.10
リノベーション

内窓で快適に!主な効果を5つ紹介

住まいをリノベーションする上で、見た目だけではなく快適さもこだわるべき大切なポイントです。
リノベーションをきっかけに内窓を設置してみたいけど、実際にはどのような効果があるのだろうかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。実は内窓には主に5つの効果があり、内窓を取り付ければより快適な部屋に変えられるのです。

そこで今回は、内窓の5つの効果や取り付ける際の注意点を紹介します。リノベーションで内窓も検討されている方はぜひ参考にしてください。

内窓とは

取り付けている窓にもう一枚の窓を取り付けた窓が内窓です。2枚の窓で部屋を保護するので、二重窓と呼ばれることもあります。

以前は東北や北海道などの寒冷地の地域で断熱性を向上させるために設置されていましたが、最近では省エネや防犯で高い効果が得られるということが分かり多くの地域で内窓が使われているのです。

ペアガラスとの違い

内窓と混同しやすいものとしてペアガラスが挙げられます。ペアガラスとは2枚のガラスを組み合わせたもので、ガラスの間に空気を注入したものです。2枚のガラスを合わせることで、窓からの冷気や熱気を遮断します。

つまり、ペアガラスとは窓ガラスの種類を指しており、内窓は新たに取り付ける2つ目の窓のことです。

内窓の効果

窓のリフォームを考えている方の中には、内窓にはどのような効果があるのだろうかと疑問に思う方もいることでしょう。

ここでは内窓を取り付けたときの5つの効果を紹介します。内窓の設置は部屋の環境の向上にもつながるので、リフォームの前にチェックしておきましょう。

効果① 掃除が楽になる

窓を設置するデメリットのひとつに結露が挙げられます。部屋の中と野外の気温差によって窓に水滴がたまり、カビが発生してしまうのです。カビはアレルギーを引き起こす可能性があるので、結露を掃除してカビの発生を防ぐ必要があるでしょう。

内窓を取り付けると外窓と内窓の間に空気の層を作れるので、外の空気を内窓に伝わりにくくします。結露を防ぐことができるので、毎日の窓の掃除が楽になるのです。

効果② 部屋が温まりやすい

冬になると部屋の室温を上げるために暖房器具を使います。しかし、部屋に窓を設置していると、暖めた空気が窓を通して外に逃げてしまうのです。その結果、室温を上げるのに時間がかかるという問題が起こります。

内窓を取り付けると、室内にたまった熱が外に逃げにくくなるので部屋が暖まりやすくなるでしょう。短い時間で部屋を暖められるので、電気代を抑えられます。

また、古い窓については、取り付けの不具合によってすき間風を感じることがあるでしょう。内窓を取り付ければすき間風の発生を抑えられるので、冬場でも快適に過ごせます。

効果③ 室内でペットが飼いやすくなる

ペットを室内で飼うときに注意したいこととして、ペットによる騒音問題があります。ペットによっては鳴き声が外に響くこともあるので、夜中や休日にはペットが大きな声で鳴かないように注意しなければなりません。

内窓を取り付けると、外窓と内窓の2枚の窓で音を反射するので防音の効果を期待できます。また、2枚の窓の間にある空気の層が音を遮断するので、部屋の中の音がもれにくくなるのです。ペットを部屋の中で自由に遊ばせたい方は、内窓を設置すると良いでしょう。

効果④ 西日対策にも◎

一戸建てやマンションの中には西側に窓を設置している場合もあります。美しい夕日を観賞できるというメリットはありますが、一方で夏の時期には日が部屋に差し込み室内の気温が上がるというデメリットもあるので注意が必要です。

内窓にはエアコンによる冷たい空気を外に逃がさないという効果があります。カーテンやブラインドは日の光を遮断できますが、部屋の室温を上げてしまうために逆効果になることもあるでしょう。一方で、内窓は部屋の気温を低涼しく保ち日光の差し込みを弱めることができるので、室温の上昇を抑える効果が期待できます。

効果⑤ プライバシーを守れる

住宅地に住んでいると、近隣住民の視線が気になることがあるでしょう。近隣の家との距離が近いために、カーテンを使用しないと部屋の中が丸見えということもあります。

内窓はプライバシーを守る効果があるのでおすすめです。内窓をフロストガラスや型板ガラスにすれば、日の光を取り込みながらも視線のカットができます。外の景色が見たいときには、内窓を開放すれば良いので便利です。プライバシーの保護は防犯にもつながるので、空き巣などの犯罪を防ぎたい方にもおすすめといえます。

内窓を取り付ける際の注意点

内窓には室内の温度調節やプライバシーの保護などに効果がありますが、いくつかの住宅では内窓の設置が難しい場合があります。

外窓が内倒しや内開きの場合には、内窓を設置すると開閉が難しくなるので取り付けができません。また外窓にエアコンや換気扇を取り付けている場合も、内窓の取り付けは難しいでしょう。内窓の設置を検討するときには、早めにリノベーション会社と打ち合わせしておくことをおすすめします。

まとめ

今回の記事では内窓の効果について解説しました。内窓には室温を外に逃がさない、プライバシーを守るといった効果があります。また、結露の発生を防げるので、カビの発生を抑えられるというメリットもあるのです。

リノベーションの工事と一緒に行う場合は、間取りや生活のイメージをしながら取り付ける場所を考えると良いでしょう。

私たちmiyabiでは、物件探し・設計デザイン・施工までをワンストップでお手伝いさせていただいております。

お客様の理想の住まいづくりをサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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