リノベーションをする際にお部屋にタイルを取り入れたいという方も、多いのではないでしょうか。タイルは内装タイル・外壁タイル・床タイルがあり、またそれぞれ、さまざまな大きさや種類がありどれを選んでいいか迷ってしまいます。
そこで今回は一般的に使われる内装タイルの種類や特徴についてご紹介していきますので、タイル選びに迷っている人はぜひ参考にしてください。
そもそもタイルって何?
タイルと聞くと古いお風呂やキッチンなどによく貼ってあるイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。タイルとは建築資材で、主に粘土や長石を原料とした壁や床に貼り付ける板状の焼き物のことを指すと言われています。
英語の[TILE]はラテン語のテグラ(覆うもの)が語源とされています。
形や大きさは様々な種類があり、壁や床を保護するだけでなく、装飾したりする役割も持っているようです。そのため、最近では水廻りの内装以外のさまざまな部分で利用されるようになってきています。たとえば、リビングの一部の壁にアクセントとしてタイルを貼ったり、玄関の土間部分に個性的なタイルを使用したりと、デザイン性を重視した使い方も人気が出てきているようです。
タイルの歴史はとても古く紀元前3000年頃からエジプトで使用されていたと言われています。日本へは6世紀頃に、百済から伝わり瓦の技術を応用して、寺院に使われるようになったとされています。やがて国内でも生産されるようになり、敷瓦、壁瓦、れんがなどさまざまな名称で呼ばれていた建材が大正11年にタイルと名称統一されたそうです。

タイルの種類について
タイルには様々な分類方法があり、それぞれの特徴を理解することで、目的に合ったタイル選びができるかもしれません。
素材による分類
住宅で使われるタイルの資材は焼くときの温度によって性質が変化し、大きく分けて3つに分類されることが一般的なようです。
🔸陶器質
陶土や石灰などの原料を1,000~1,200℃で焼き上げてつくられるものと言われています。表面には小さい穴がたくさん空いて多孔質で、吸水性が高いことが特徴とされています。
水を吸いやすいため、屋外や床などにはあまり向いていないと考えられているようです。ただし、サイズや形を正確に作ることができるようで、間近で見ることの多い内装用に適していると言われています。
また、吸水性の高さを維持するために釉薬がかけられていることが多く、たたくと濁ったような音がするという特徴もあるようです。内装の壁面などで、細かいデザインを表現したい場合には、この陶器質タイルが選ばれることが多いようです。
🔸せっ器質
粘土や長石などの原料を1,200℃前後で焼き上げてつくられるものとされています。吸水性は磁器質よりやや弱いようですが、高い耐久性を持っていると考えられています。
表面への加工ができることから釉薬をかけない無釉タイルが多いようで、素焼きのような味わいある色むらや質感が楽しめると言われています。固くて水にも強い性質があるため、主に外壁や玄関の床などに使われることが多いようです。
自然な風合いを出したい場合や、経年変化を楽しみたいという方には、このせっ器質タイルが人気があるようです。
🔸磁器質
石英や長石などを1,200~1,350℃で焼き上げてつくられるものと言われています。緻密で硬くたたくと金属のような澄んだ音がするという特徴があり、吸水性はほとんどなく耐久性・耐候性に優れたタイルとされています。
硬くて水や汚れに強いと考えられているため、水回りの壁や床、外壁など多くの場所に使用されているようです。特にキッチンやバスルーム、トイレなど、水を使う場所では磁器質タイルが選ばれることが多いと言われています。
釉薬の有無による分類
釉薬とは、粘土や灰、顔料や金属酸化物を混ぜた液体をタイルに塗り、高温で焼き上げることで、ガラス質に変化したタイルの表面のことを指すと言われています。
表面に釉薬を施したタイルを「施釉タイル」、釉薬を施していない素材そのままの表面タイルを「無釉タイル」と呼ぶのが一般的なようです。
🔹施釉タイル
釉薬を施しているためツルッとした表面で色味や光沢があるのが特徴とされています。また、汚れが付きにくいと考えられているため掃除が楽になると言われています。
色のバリエーションも豊富で、艶のある仕上がりから、マットな質感まで選べることが多いようです。清潔感を重視したい水廻りや、メンテナンス性を考慮したい場所には、施釉タイルが適していると考えられています。
🔹無釉タイル
内装に使われるタイルはほとんどが施釉タイルと言われていますが、無釉タイルを使う場合もあります。釉薬を施していないため、ザラザラとした素地の質感が活かされるのが特徴のようです。
ただし水や汚れを吸収しやすいというデメリットもあると言われていますので、定期的なメンテナンスが必要になる可能性があります。土本来の風合いを感じたい方や、ナチュラルな雰囲気を演出したい方にはお勧めかもしれません。
成形方法による分類
タイルは基本的に「乾式製法」と「湿式製法」のどちらかで製造されることが多いようです。
🔸乾式製法タイル
粉状の原料を高圧のプレス機で成形したものとされています。水を使用しないため、品質が均一になり精度の高いタイルが仕上がると言われています。
そのため、大量生産できコスト的にも抑えられる傾向にあるようです。寸法精度が高いため、目地を細くしたい場合や、整然とした仕上がりを求める場合には、乾式製法のタイルが選ばれることが多いかもしれません。
🔸湿式製法タイル
機械で原料に水を加えながら均一に練り含水率を調整した土の塊をつくり、それを真空押出成形機で板状に押し出して成形する方法とされています。その後、乾燥させゆっくりと焼成していくようです。
湿式製法のタイルは、手作り感のある温かみのある仕上がりになることが多いと言われており、一枚一枚に微妙な表情の違いが生まれることも特徴の一つかもしれません。
タイルを選ぶ際のポイント
タイルを選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮すると良いかもしれません。
使用場所を明確にする
まず、どこにタイルを使いたいのかを明確にすることが大切と考えられます。水廻りなのか、リビングの壁なのか、玄関の土間なのかによって、適したタイルの種類は変わってくる可能性があります。
例えば、水を多く使う場所では吸水性の低い磁器質タイルが向いているかもしれませんし、リビングの壁など装飾性を重視する場所では、陶器質タイルが選ばれることもあるようです。
サイズとデザインのバランス
タイルのサイズによって、空間の印象は大きく変わると言われています。大きなタイルを使うと、空間が広く見える効果があるとされ、小さなモザイクタイルを使うと、繊細で洗練された印象になることが多いようです。
お部屋の広さや天井の高さ、他の内装材とのバランスを考えながら選ぶと良いかもしれません。また、タイルの色や柄も空間の雰囲気を左右する重要な要素ですので、全体のコーディネートを考慮することをお勧めします。
目地の色も重要
意外と見落としがちですが、目地の色もタイルの印象を左右する重要な要素と考えられています。タイルと同系色の目地を選ぶと統一感が生まれ、あえて対照的な色を選ぶとタイルの形が強調されるようです。
例えば、白いタイルに白い目地を使えばすっきりとした印象になり、白いタイルに黒い目地を使えばタイルの輪郭がはっきりと際立つデザインになると言われています。
メンテナンス性も考慮
日々のお手入れのしやすさも、タイル選びの重要なポイントになるかもしれません。特に水廻りや床など、汚れやすい場所では、掃除のしやすさも考慮すると良いでしょう。
施釉タイルは一般的に掃除がしやすいと言われていますが、無釉タイルの場合は定期的なメンテナンスが必要になることもあるようです。ライフスタイルに合わせて、無理なくお手入れができるタイルを選ぶことをお勧めします。

タイルのある暮らしの魅力
タイルを取り入れることで、様々な魅力が生まれると考えられています。
耐久性と長持ち
タイルは適切に施工されれば、長期間美しい状態を保つことができると言われています。他の内装材と比較しても、耐久性に優れていると考えられており、長い目で見るとコストパフォーマンスが良いという意見もあるようです。
デザイン性の高さ
タイルは色、形、サイズ、質感など、選択肢が豊富で、組み合わせ次第で様々な表現が可能と言えるかもしれません。個性的な空間づくりをしたい方には、特におすすめできる素材と言えそうです。
また、タイルを部分的に使うことで、空間にアクセントを加えることもできるようです。例えば、キッチンのコンロ周りだけにタイルを貼ったり、洗面所の一面だけをタイル張りにしたりと、ポイント使いも効果的と言われています。
機能性
タイルには防水性、耐火性、耐熱性などの機能があるとされています。キッチンのコンロ周りに耐熱性の高いタイルを使ったり、洗面所に防水性の高いタイルを使ったりと、機能面でも優れていると考えられています。
特に施釉タイルの場合、汚れが染み込みにくく、拭き掃除で簡単にきれいになることが多いようです。清潔を保ちやすいという点も、タイルの大きな魅力の一つかもしれません。
さいごに
今回はお家で使う内装タイルについてご紹介しました。タイルにも種類があり、それぞれ性質が違うことがおわかりいただけたでしょうか。
メーカーによっては今回ご紹介した分類方法と違うこともあるかもしれませんが、お家のどこに使いたいかを明確にして適したタイルを選ぶようにしていただければと思います。
様々な形や色のタイルを選ぶ際には、ショールームやサンプルを取り寄せるなどして、実物をみて検討することをお勧めします。写真やカタログだけでは、実際の質感や色味が分かりにくいこともあるようです。可能であれば、実際に手で触れて、光の当たり方による見え方の違いなども確認されると良いかもしれません。
また、施工する職人さんの技術も仕上がりに大きく影響すると言われていますので、施工実績のある会社に相談されることも大切かと思います。
タイルは空間をおしゃれにしてくれる素材として、多くの方に選ばれているようです。耐久性や機能性も高いと考えられていますので、リノベーションの際にはぜひ取り入れてみてはいかかでしょうか。
miyabiでは物件探しからのリノベーションまで行っておりますので、何かございましたらいつでもご相談ください。タイル選びについても、お客様のご要望やライフスタイルに合わせて、一緒に考えさせていただければと思います。
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