2026.01.15

地番と住居表示の違い|リノベーション物件探しで知っておきたい基礎知識

理想のリノベーション物件を探している際に、物件情報を見ていると「地番」と「住居表示」という二つの住所表記に出会うことがあります。どちらも建物の場所を示している住所だと思われがちですが、実はこの二つには明確な違いがあり、物件探しの際に混乱してしまうこともあるかもしれません。

特に、地番は普段使っている一般的な地図には記載されていないことが多いため、地図アプリなどで調べても正確な位置が表示されないケースがよくあります。中古物件のリノベーションを検討されている方にとって、この違いを理解しておくことは物件探しをスムーズに進めるための重要なポイントになるでしょう。

今回は地番と住居表示の違いについて詳しく解説していきます。このコラムを参考に、ぜひ理想のリノベーション物件探しにお役立てください。

地番とは

地番とは、土地一筆ごとに割り振られている固有の番号のことで、法務局(登記所)が定めた住所を指します。

「一筆」とはなにかというと、土地の数え方の単位です。地番の歴史はとても古く、1898年の戸籍法が元とされています。地番を定めることで、登記情報から課税額や所有権を明らかにできるようになっています。

ただし、地番はすべての土地についているわけではなく、登記が必要な土地にのみつけられているようです。例えば、納税が必要ない国有地や登記されていない未登録の土地には地番がないとされています。

地番は「町名・字名(あざめい)+地番」で表示されます。

住居表示とは

住居表示は建物ごとにつけられた番号です。一般的に皆さんが普段使っている自宅の住所のことを指しています。

住居表示のない時代は地番が使われていましたが、土地の併合(合筆)や土地の分割(分筆)が繰り返され、地番のみで場所を特定することが難しくなってしまったそうです。そこで、複雑化を解消するために1962年に導入されたのが住居表示制度です。

新しく家を建てたら役所に住居表示申請を行う必要があり、「町名・字名+街区符号(がいくふごう)+住居番号」、または「道路の名称+住居番号」で表されます。「街区符号」とは、道路などで区画された街区に、町ごとに一連の番号を振り、その番号に「番」をつけて表したもののようです。

地番と住居表示の違い

地番と住居表示の大きな違いは、使う場面が異なるということです。

地番は主に登記関係で使用され、土地を特定するために利用されることが多くなっています。法務局で登記事項証明書などを取得するときや、固定資産税の通知書などの税金関係の書類などでは地番が使われます。

一方、住居表示は建物を特定するために使われるので、上記でも述べたように普段皆さんが使っている住所のことです。郵便物や宅配便の配送先で記入したり、申込書や契約書などに記入する住所になります。

また、表記の方法も違います。地番の場合は「番地」で表記しますが、住居表示では建物を「街区符号」「住居番号」で表示することになっています。そのため地番が複数あったとしても住居表示は一つになるケースもあるようです。

リノベーション物件探しで地番が重要になる理由

リノベーション物件を探す際、地番の理解が特に重要になる場面があります。

登記情報の確認

中古物件を購入してリノベーションする場合、物件の登記情報を確認することが大切です。登記簿謄本には地番が記載されており、土地の権利関係や建物の構造、築年数などの重要な情報を確認できます。リノベーションを前提とした物件探しでは、建物の構造や建築確認の有無などを事前に把握しておくことが望ましいでしょう。

古い物件情報の確認

築年数の古い物件の場合、物件資料に地番のみが記載されていることもあります。特に昭和時代に建てられた物件では、住居表示が実施される前の地番表記のままになっている資料が残っていることもあるかもしれません。そのような場合、地図アプリで検索しても正確な位置が表示されないため、地番から住居表示を調べる必要が出てきます。

リノベーション工事の申請

リノベーション工事を行う際、建築確認申請や各種届出が必要になることがあります。その際、地番での表記が求められる書類もあるため、事前に確認しておくとスムーズに手続きを進められるでしょう。

地番の調べ方

地番の調べ方はいくつかあるようです。

①固定資産税の納税通知書で調べる

毎年4月から5月頃に固定資産税の納税通知書が届きます。その通知書に所有地などの情報がすべて記載されているため、地番も確認することが可能です。すでに物件を所有している方や、売主から情報を得られる場合はこの方法が最も確実かもしれません。

②法務局に問い合わせる

地番を管理しているのは法務局ですので、直接法務局に問い合わせると教えてもらえるようです。住居表示から地番を調べることもできるため、気になる物件の地番を知りたい場合に活用できる方法です。

③ブルーマップで調べる

ブルーマップとは、株式会社ゼンリンが制作している、住所から地番が簡単に調べられる地図のことをいいます。法務局や国立の図書館に備え付けられています。地域名や地番、住所、名前などの情報が細かく記載されており、物件探しの際に役立つツールといえるでしょう。

④登記情報提供サービスで調べる

登記情報提供サービスはインターネットで登記資料データの取得ができます。登記簿の内容をインターネットで確認する場合は有料になりますが、地番の検索だけであれば無料で利用可能となっています。自宅から気軽に調べられるため、リノベーション物件を探している方にとって便利なサービスです。

住居表示の調べ方

まれに地番しかわからないといったケースがありますが、そういった場合は住居表示(住所)を調べる方法もあります。

①役所に問い合わせる

地番しか知らず、土地の所在地の見当がつかないときなどは役所に電話することで確認できるようです。また、地番図というものを役所で管理していますので、それを見せてもらうことも可能かもしれません。物件の正確な位置を確認したい場合は、この方法が確実でしょう。

②ブルーマップで調べる

地番を調べるときと同様に、ブルーマップでも住居表示を調べることができます。地番と住居表示の両方が記載されているため、どちらの情報からでも物件の位置を特定できる便利なツールです。

リノベーション物件探しでの注意点

リノベーションを前提に物件を探す際、地番と住居表示の違いを理解しておくことで、以下のような場面でスムーズに対応できるかもしれません。

物件資料の確認

不動産会社から提供される物件資料には、住居表示が記載されていることが一般的ですが、登記情報や固定資産税の情報には地番が使われています。複数の資料を見比べる際、同じ物件を指しているのか混乱することもあるため、両方の表記を確認しておくと安心です。

現地確認の準備

気になる物件の現地を見に行く際、地番のみの情報しかない場合、地図アプリでは正確な位置が表示されないことがあります。事前に住居表示を調べておくか、不動産会社に確認しておくことで、スムーズに現地確認ができるでしょう。

リノベーション計画の立案

リノベーション工事を行う際、建築基準法などの法規制を確認する必要があります。その際、地番をもとに登記情報を取得し、建物の構造や築年数、敷地の用途地域などを確認することが大切になってきます。これらの情報は、リノベーションの可能性や制約を知るための重要な手がかりとなるでしょう。

まとめ

地番と住居表示の違いを理解しておくことは、リノベーション物件探しをスムーズに進めるための基礎知識といえるでしょう。地番は土地を特定するための登記上の番号、住居表示は建物を特定するための日常的な住所という違いがあります。

物件探しをしているなかで、地図アプリなどで検索しても場所がしっかりと表示されない場合などは、地番で表記されている可能性があります。そういった場合は、不動産会社へ確認してみることをおすすめします。

また、本籍地については地番でも住所でもどちらでも記載することができるようです。市町村によって異なる場合もありますので、詳しくは各役所の戸籍届の担当者に確認してみてください。

私たちmiyabiでは、リノベーション物件の探し方から設計デザイン、施工までをワンストップでお手伝いさせていただいております。ご希望に応じた物件のご提案や、無理のないローン計画などもご提案できればと考えております。

各部門間での情報交換をスムーズに行うことで、お客様の時間を無駄にしないよう心がけています。地番と住居表示の違いなど、物件探しで疑問に思われることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

お客様の理想の住まいづくりをサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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