食器洗いの手間をなくし、少ない水量で洗えて節水にも繋がる食洗機。
最近では、ほとんどの方がキッチンに取り付けられています。
人気ではありますが、形状や容量、乾燥方法など。選択肢が多く、悩みどころが多いのも事実です。
また海外製品を選ばれる方が増えてきていますが、海外の食洗機ってどうなの?日本のメーカーキッチンにも導入することはできるのか。などと言った疑問もあるのではないでしょうか。
今回は日本製・海外製の違いや選び方のポイントをご紹介していきます。
日本製と海外製の違い①食洗機の容量
海外製の食洗機は、1日の最後や朝に、1日分の食器をまとめて洗うという習慣があり、幅60㎝の大容量食洗機が基本です。最近では、海外製でも幅45㎝のタイプも選べるようになってきています。
それに比べて日本製の食洗機は、こまめに洗う習慣が根強いこともあり、幅450㎝の食洗機がほとんどです。海外製の食洗機と比べると、容量がかなり小さいですがこまめに洗う派の方は日本製を選ぶと良いでしょう。
メーカ記載の容量を比べてみると、海外製食洗機は 12人分 食器72点
日本製食洗機は 6人分 食器44点 人数にすると、海外製の食洗機は倍の容量です。
日本製と海外製の違い②乾燥機能
まず、海外製の食洗機は「食洗機・食器洗い機」です。なので、乾燥機能がありません
日本製の食洗機は「食器洗濯乾燥機」なので、乾燥機能がついています。では、海外食洗機の場合、食器乾燥はどうなるの?と思いますよね。
海外の乾燥機能は「余熱乾燥」なんです。海外製食洗器は、高度の熱で食器を洗浄する為、最終的に庫内がかなり高温になります。
洗浄が終わった後に、自動で扉が開き、水蒸気を蒸発させて乾燥させているんです。
そのためプラスチック製のタッパーなどは、熱を帯びにくいので、水滴が多少残ります。最後は布巾やペーパータオルなどで拭き上げが多少必要になります。
日本製と海外製の違い③洗浄能力
日本製の食洗機の場合、日本人の習性考えつくして開発されています。具体的に言うと、予洗いされると想定しているということです。
食洗機に入れる前に事前に少し水洗いなどをし、ある程度汚れを落としてから洗浄するという流れを日本人はよくするようです。
海外の場合汚れたお皿をそのまま食洗機に入れるという習慣の為、予洗いを想定していない仕様に作れています。
ですから、かなり汚れた状態で、食洗機に大量の食器を入れたとしても、驚くほどきれいになるくらいの洗浄能力が海外製にはあります。予洗いしない分、洗い物の時間短縮や節水にもなります。
日本製と海外製の違い④開閉方法
日本の食洗機は引き出し式がメインですが、海外製のほとんどは前面の扉が手前に開くフロントオープン型が主流です。入る容量も大きく食器を入れる部分はカゴの引き出しになっているため、さまざまな形の皿やフライパンなどでも入ります。
引き出し式より、食器を出し入れしやすいことが人気になってきていて、日本製でもフロントオープンのものを出しているメーカーも増えてきています。
海外食洗機の種類と価格帯
日本でよく使われているPanasoniやRinnai・三菱といったメーカーをよく耳にすると思いますが海外製はどのようなメーカーがあるのでしょうか?
海外製で日本でよく導入されているものはミーレ・ガゲナウ・ボッシュ・アーゲーエーなどです。
・ミーレ
ドイツで誕生した会社です。食器の汚れ具合を感知して洗剤の量や水量・電力を自動で調整してくれ、またないわずか6リットルの水で食器を洗浄できる省エネな食洗機です。
ミーレの独創的な技術により、ドア材のフロントパネルを2回ノックすると、ドアが10 cmほど自動的に開きくなどの特徴があります。手が汚れていても開くため便利ですね。
その他にもセンサードライにより、食器を傷めることのない優れた乾燥プログラム方法で調整しガラスやプラスチックなどの最適な洗い上がりにしたり、Wi-Fiに接続し、専用アプリでスマホやタブレットから洗浄を操作できます。
価格31万~65万 サイズは60㎝約14人分 45㎝約9人分
https://www.ike-mle.com/
・ガゲナウ
ドイツでは超高級ブランドで、見た目もなかなか高級感があるつくりになっており、
中の食器を置くフレームが太く頑丈なのが特徴です。
ガゲナウの食器洗い機は、アクアセンサー機能やすぐれた省エネルギー設計、乾燥を促進したりデリケートなグラスにダメージを与えることなく洗い上げる独自の、ヒートエクスチェンジャーシステムなど、最新のテクノロジーで食器を洗い上げてくれます。
洗浄力もミーレと変わらないパワーを持っています。
ライティングシステム:前面上部のLEDライトが付いていてバスケット内を明るく照らし、食器の出し入れがしやすくなっています。
価格36万~66万 60㎝約14人分 45㎝約9人分https://www.ntec.tv/products/dishwasher/
・Bosch(ボッシュ)
ドイツ製で欧米をはじめとする世界各国で愛されヨーロッパ最大の家電製品メーカーです。現在、ボッシュは食洗機の販売台数世界No.1を誇るブランド。
静音性が高く、振動もないのが特徴です。
運転中はチャイルドロックがかかり、万が一運転中にドアを開けてしまった場合でも自動で運転が停止するため、小さい子供がいるご家庭でも安心して使えます。
ボッシュの食洗機には高温除菌モードがついていて、約70℃の洗浄水ですすいでいるため衛生的でお皿だけでなく、哺乳瓶やまな板なども使用できます。
簡単に分解できるフィルターなのでお手入れも簡単です。
価格 約25万~39万 60㎝約12人分 45㎝約8人分
https://www.club-bs.jp/
・AEG(アーエーゲー)
ドイツの家電メーカー、エレクトロラック社の製品です。
ワイングラスなどが倒れないように固定するグリップが付いていたり、また60㎝タイプは上段のバスケットが出し入れする際、楽な姿勢で食器を出し入れできるコンフォートリフトが付いているのが特徴です。
膝上の高さまで上がるため食器の出し入れもスムーズになります。
AEG独自のサテライトスプレーアームと言われる2つのアームから常に水流の角度を変えて、食洗機内の隅々まで行き届き食器の隙間の汚れも見逃しません。
食器が洗い終わると、自動的にドアの上部が少し開き庫内の熱い上記を逃がすエアドライ機能搭載。ドアが開くことで冷やされた庫内と温かい食器の温度差が乾燥効果を高めます。
約30万~42万程 60㎝は約13人分 45㎝は約9人分
https://www.aeg-jp.com/?gclid=CjwKCAiA3KefBhByEiwAi2LDHAQnrsUjiROjkTsIIcm4HjPEnuqXEy2SHrshr2KcuMMWxwQMehxPoBoCoQEQAvD_BwE
いかがでしょう?比較してみると、結構な違いがあることが分かりますね。
他にも、直観的にデザインが好きなモノを選ぶことも選択方法の一つです。
機能面や価格が気になるところではありますが、毎日目にするものなので見ていて嬉しく感じるものストレスのない家事作業になるものを選びたいですね。
価格で選ぶ場合は日本製食洗機の方が、安く手に入るは入ります。
日本製の食洗機も性能はとてもいいです。一日一回まとめて洗う方や、大量に食器を洗いたい方・洗浄能力を求めている方などには海外製をオススメします。
今回はキッチンにビルトインする食洗機についてお話してきましたが、食洗機は卓上タイプのものもあります。
最後に
日本製食洗機と海外製食洗機の違いについてご紹介してきましたが、どちらを選択してもメーカーによって特徴や価格も異なります。もちろんメリット・デメリットもあります。自分の生活スタイルにあった食洗機を選んで下さいね。
ご相談がありましたらご気軽にご連絡ください。
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