2023.07.20
インテリア

照明器具の種類と選び方を施工例付きで解説

照明器具は各メーカー様々な種類の形状や明るさがあります。
新築やリフォームリノベーションでは、照明計画だけでなく配置位置やデザインもトータルコーディネートのポイントになります。
照明計画といっても明るさやどのようなものがお部屋に合うのか、なかなかイメージが難しいですよね。
そこで今回は照明計画のポイントや、照明器具の種類や特徴についてご紹介します。

照明器具の種類と特徴について

・シーリングライト 施工例1
住宅でメイン照明としてよく採用されているのが天井に取り付けるタイプのシーリングライト。
「シーリング(Ceiling)とは英語で天井のことを示します」
部屋全体をまんべんなく明るくすることができるため、リビングや寝室や子ども部屋などに向いています。
最近はLEDのものが主流で、スマートフォンやBluetoothでオンオフできたり、明るさを調整することもできます。
デザイン性はあまりありませんが、シンプルでどのテイストのお部屋にも合います。

・ダウンライト 施工例2
最近人気がでてきているのが、ダウンライトです。天井に埋め込み出っ張りがないためお部屋が広く感じさせる効果があります。
狭い範囲を照らすものであるため、広い部屋では複数個設置が必要になります。
お掃除も楽で、調光調色できるタイプもありますが、一度配置してしまうと移動することはできないため、配置計画の際明るさは眩しすぎないがなどプランナーとしっかり打合せしましょう。
他にも、首振りが可能なユニバーサルダウンライトやダウンライトとスポットライトが組み合わさったコンパクトなダウンスポットライトもあります。

・ペンダントライト 施工例3
インテリアにこだわる方にとっては欠かせないコードやチェーンで天井から吊り下げるタイプの照明器具のこと。好みのものを見つけてオシャレな空間にすることが出来ます。
各メーカーによって明るさやペンダントの大きさも異なるので、灯数や位置はお部屋とのバランスをみて決めるようにしましょう。
ダクトレールとの組み合わせも非常に増えています。ダクトレールがあれば簡単に好きな位置に動かすことも出来ますし、部屋が暗いと思ったら照明器具を足すことも可能なのでとても便利です。

・ブラケットライト 施工例4
壁に取り付ける照明をブラケット照明と言います。「ブラケット(bracket)とは取り付け金具を示します」
様々な種類があり壁全体を柔らかく照らす電球タイプや、電気カバーで隠して壁の上下だけを照らすなど補助照明として採用されることが多いです。
他にも足元を照らすフットライトや、玄関灯などにも使われることがあります。
ブラケットライトは部屋を明るくする目的以外にインテリアのアクセントとして設置される方もいます。

観葉植物と日向、絵になりますね。・スポットライト 施工例5
天井や壁からお部屋の一部を照らすことのできるスポットライト。
指向性の強い光で、店舗でよく使われますがお家でも壁に飾った絵画や写真など部分的に照らすのに向いています。
首振りが可能だったり、ダクトレールで位置を移動できたり、かなり自由度の高いレイアウトが可能になります。
ただしスポットライトだけでは、周りが暗くなるので他の照明と組み合わせて配置することをおすすめします。

室内窓の画像です。・スタンドライト
机やベットサイドによく見かける置き型タイプの照明器具のことです。
部屋全体を照らす照明ではなく、読書用や作業する際に部分的に手元を照らしたい時に向いています。
テーブルに置く用の小さいものや床に置く大きいサイズもあり、置くだけでお部屋がぐっとオシャレになるでしょう。

お部屋別照明計画のポイント

キッチンの照明計画】
最近では、対面式のキッチンが増えていますが、その場合ペンダントライトやダウンライトの設置がほとんどです。
この配置で大事なことは自分の頭が影になり調理スペースが暗くならないようにすることです。
ペンダントライトは頭がぶつからないよう必然的に前方に設置することがおすすめです。

【洗面の照明計画】
洗面室で大事なことはメイクの時に顔に影ができないことです。
メーカーの洗面化粧台は、メイクなど身支度しやすい明るい照明が付属されていているので、天井にダウンライトを設置するだけで十分です。
一方で造作の洗面化粧台の場合、照明は単独で設置することが多いと思います。
鏡に照明が付属されていない場合は、天井のダウンライトに加えて施工例4のように化粧鏡の真上や左右にブラケット照明をつけるのがオススメです。

【リビングの照明計画
リビングでは時間帯や使用状況、気分に合わせられる調光調色機能が付いた、シーリングやダウンライトをメイン照明にすることがおすすめです。
絵や写真を飾る場合はメイン照明+スポットライト
インテリア性を高めたい時に+スランドライトやペンダントライトを計画すると良いでしょう。

寝室の照明計画】
寝室では、横になった時のことを優先して計画すると良いです。
ダウンライトを計画する場合は目線にあると眩しいので、なるべく足元側へ配置して目への負担を軽減するようにしましょう。
寝る前の読書などをされる方は、メイン照明の他にブラケットライトやスタンドライトを設けておくと良いです。

さいごに

お部屋の雰囲気をかたちづくる照明計画。
照明器具を上手に使いこなせると、お部屋の雰囲気がガラッと変えることだってできます。
お部屋ごとに適切な照明器具選び、素敵な空間をつくりませんか!
miyabiでは物件探しからのリノベーションまで行っておりますので何がございましたらいつでもご相談下さいね。
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