2024.04.20
不動産

空き家をリノベーションするメリット・デメリットは?費用相場や価格を抑える方法を紹介

実家を相続するなどとしたものの、活用できず空き家になっているケースは意外に多いようです。
空き家をリノベーションすることで、賃貸に出したり売却したりといったことも検討しやすくなるでしょう。
この記事では空き家のリノベーションについて、メリット・デメリットや、費用の相場についてもご紹介していきます。

空き家リノベーションが注目されている理由

2018年に日本の空き家率は13.6% 349万戸に達し、大きな社会問題になりつつあります。

2030年には、空き家率が30%になり、住宅の10戸中3戸が空き家になってしまうとのことです。
なぜここまで空き家が増加してしまうのでしょうか。

参照元:リフォーム産業新聞 【空き家問題2023】長期放置の空き家は全国349万戸、日本の中古流通市場の今、活用術とは

空き家を放置すると、倒壊・災害・害獣発生などのリスクにつながり、地域全体に悪影響を及ぼす可能性があるのです。

そこで国を挙げて空き家の流通と再利用を促進するため、補助金制度の整備や法改正などが進められています。

2023年3月には空家等対策特別措置法の改正案が閣議決定され、空き家の固定資産税が3~6倍になる可能性が出てきました。

参照元:国土交通省 「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案」を 閣議決定

このような状況を受けて、空き家リノベーションの注文度が高まり、マイホーム選びの際の選択肢の一つとして認知されつつあります。

空き家をリノベーションするメリット・デメリットについて

ここからは、空き家をリノベーションするメリットとデメリットについてご紹介します。

メリット

メリット.1 買い手、借り手がつきやすくなる

特に実家を相続して空き家になったケースでは、建物自体が古いことも多々あります。そのままでは設備等が古く、資産価値がほとんどないような状態になっていることも多いと思います。

リフォーム・リノベーションを実施して設備などを新しいものに変えることで、売却や賃貸に出したときに古いままの物件に比べて、買い手、借り手がつきやすくなることが期待できます。

メリット.2 倒壊のリスクを軽減できる

メンテナンスされていない家は老朽化が進みやすく、地震が発生したときの倒壊リスクが高まります。そこで、リノベーションで建物の耐久性や耐震性を強化することで、安心して暮らせるようになります。

メリット.3 環境負荷が低い

空き家を解体して新しい家を建てるのではなく、リノベーションして再活用することは地球環境保護にもつながります。

環境負荷が低いことはリノベーションする方にとって、直接的なメリットには見えないかもしれません。

しかしリノベーションで地球環境を保護することは、地球に住む私たち全員の利益になり、さらに次の世代にとっても大きなメリットとなると言えるでしょう。

デメリット

デメリット.1 費用がかかる

一方、空き家のリフォーム・リノベーションにもデメリットはあり、費用はそのひとつです。特に古い住宅ほど、リフォームやリノベーションにかかる費用も大きくなります。

ただし、一度解体して建て直す場合に比べると費用が抑えられるため、リフォーム・リノベーションの目的を考慮しながら予算を慎重に判断する必要があります。

デメリット.2 売却や賃貸に出しても費用を回収できないことがある

空き家をリフォーム・リノベーションして売却や賃貸に出す場合、かけた費用を回収できるとは限らないことに注意が必要です。

たとえば、立地が悪いなどの理由で、買い手や借り手が見つからない可能性もあります。リノベーションにかかった費用を売却金額や賃料に上乗せすると、相場よりも割高な印象を与えてしまうことも。

あらかじめどのくらいの費用をかければどのくらいの収益につなげられそうか、目的を明確にして資金計画を立てることが大切です。

リノベーションできない箇所もある

住宅全体のリノベーションを行う場合、間取りの変更など幅広い改修が可能です。
しかし、建物の構造により変更ができない箇所もあります。

マンションの場合、専有部分のみが対象となり、玄関ドアや窓・サッシの交換等は所有者単独で判断することはできません。
また、壁で建物を支える壁式工法の場合、撤去できない壁があったり、管理規約で使用素材や施工方法が制限されていたりします。

 

相続した空き家はしっかり事前調査・見積りを

相続した空き家のリノベーションを計画している方は、施工実績の多い会社に依頼して、信頼性の高い見積もりを出してもらいましょう。

予算オーバーや間取り変更できないなどのリスクは、ノウハウが豊富なリノベーション会社にしっかり事前調査してもらえば回避可能です。

逆に実績の少ない会社や担当者だと、現地調査の見逃しによって後で見積もり金額が増えたり、プランが変わったりする可能性があります。

施工事例の数やバリエーションでリノベーション会社の実績を確認し、漏れのない見積もりプランを作成してもらいましょう。

これから購入するならワンストップリノベーション

これから空き家を購入する予定の方は、物件探しとプランづくりを一社に任せるワンストップリノベーションがおすすめの対策です。

リノベーション会社に建築のプロ目線で物件をチェックしてもらうことで、トラブルを抱えた空き家を回避できます。

物件価格+リノベーションの総額費用をチェックできるので、予算オーバーの心配もありません。

空き家リノベーションの費用相場

空き家リノベーションの費用相場は広く、建物の状態や内容によって大きく変動します。

国土交通省の調査によると、空き家の躯体(柱・土台・基礎などの構造部分)以外の部分を全面リノベーションする費用相場は500万円~2,500万円となっています。

状態の良い空き家であれば水回り設備4点の交換、内装クロス張り替え等で500万円前後のリノベーションするのは難しくないでしょう。
しかし、間取りの変更や外壁屋根の張替え、耐震補強やシロアリ補修など内容が増えると2,000万円以上かかることも珍しくありません。

しっかり調査してから購入することを検討することをおすすめします。

 

さいごに

空き家のリノベーションは、既存住宅を活かして環境負担を抑えつつリーズナブルに理想のマイホームを手に入れられる選択肢です。

注意すべきデメリットもありますが、技術力と信頼性の高いリノベーション会社に相談すれば回避できることでしょう。
空き家のリノベーションを検討する際には、なるべくお近くで施工実績と対応力の高いリノベーション会社をさがしてみてください。

miyabiでも、お客様の理想の住まいづくりをサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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