2024.05.13
リノベーション

窓のレイアウトを決める時のポイント

快適な部屋にするためには、窓にこだわることが重要です。デザインにこだわりすぎたために、風通しの悪い場所に窓を取り付けてしまうことがあります。窓の位置やサイズによって部屋の快適性は変わるため、取り付ける前は慎重に検討をしましょう。

今回の記事では、窓のレイアウトを決めるときに注意すべきポイントを紹介します。部屋別でおすすめ窓もご紹介しますので、リノベーションを検討している方はぜひ参考にしてください。

風通しを良くするための基本

窓を取り付ける理由として、部屋の風通しを良くする、日の光を部屋に取り込む、美しい景色を部屋から眺めるなどがあげられます。日の光を取り入れる場合や景色を眺める場合、部屋に1つの窓があれば十分です。しかし、風通しの良い部屋にするには、1つの部屋に2つの窓が必要でしょう。

部屋に1つの窓を取り付けた場合、空気の循環が起きないので、部屋にたまった汚れた空気を外に放出できません。一方で、窓が2つあると空気の通り道ができるので、新鮮な空気を取り込むことができるしょう。

【窓は対角線上に配置するのが理想】

空気の循環を考えて窓を取り付ける場合には、部屋の対角線に窓を配置するのが良いでしょう。部屋に空気の通り道ができるので、スムーズな空気の循環が可能です。一方で、窓と窓との距離が近い場合、狭い範囲で空気が循環します。部屋全体の空気の循環は起こりにくいので、換気の効率は悪いでしょう。

窓のベストな方角

窓の配置を検討するときには、方角にも注意しましょう。おすすめの方角は南側と北側です。それぞれの方角に窓を取り付けることで空気の循環を促せるでしょう。

南側と北側に窓を設置するのがおすすめである理由は、日本の風の吹き方に関係しています。日本では、夏になると南からの風、冬になると北からの風が吹くのです。そのため、それぞれの方角に窓を設置することで、いつでも新鮮な空気を取り込むことができます。

【東側と西側の窓には注意!】

一方で、東側と西側に窓を設置する場合、日の光に注意が必要です。東側に窓を設置すると明け方から太陽の光が部屋に差し込みます。そのため、夏場になると午前中から気温が一気に上昇するでしょう。部屋にこもった熱気は、午後になっても外に逃げることはないので、エアコンが必須になる可能性があります。

また西側に窓を設置する場合についても、午後から夕方にかけて日の光が部屋に差し込みます。午後の気温が高い状態のときに日の光が入るので、室温も一気に上昇するでしょう。そのため、夏場にはエアコンが必須となるのです。

「東側と西側に窓を取り付ければ、冬は太陽の光で部屋が暖かくなる」と考える方もいます。しかし、冬場は太陽の上昇する角度が低いため、日の光が部屋に差し込む時間が短くなるでしょう。そのため、部屋が暖まるほどの光は部屋に差し込まないでしょう。

部屋別のおすすめ窓

窓にはさまざまなデザインがあります。部屋に合わせた窓を選ぶことで、心地よい空間を作り出すことができるでしょう。ここでは、部屋別のおすすめの窓を紹介します。

リビング

リビングは、家族全員が集まる部屋です。そのため、大きな窓を取り付けて、外からの光を取り入れましょう。おすすめの窓は、引き違いタイプです。テラスを設置すれば外への行き来にも使えるでしょう。インテリアは、窓の位置に気を付けながら配置することで、開放的な部屋にできます。

キッチン

キッチンの窓の設置を決めるときには、換気を意識しましょう。おすすめの窓は、引き違いのタイプです。開け閉めやしやすく、状況に合わせて開き幅を調整できます。外からの光も取り込めるので、部屋を明るくできるでしょう。

浴室

浴室の窓は、換気と防犯に配慮した窓を取り付けましょう。引き違いタイプの窓なら、簡単に換気ができます。面格子の設置ができるので、犯罪にもなります。

トイレ

トイレの窓の設置を決めるときにも、防犯を意識しましょう。高い位置に滑り出し窓を取り付けることで、プライバシーを保ちながら換気もできます。また採光目的として窓を設置する場合は、FIX窓もおすすめです。ガラスをはめ込むだけなので、窓のデザインを自由に選択できます。

寝室

寝室の窓に関しては、採光に加えて遮音にも配慮した窓を設置しましょう。おすすめは、高所用の滑り出し窓です。外から光を部屋に取り込めますし、騒音もシャットアウトできるので、快適な睡眠ができるでしょう。

まとめ

今回の記事では、窓の配置に関する基礎知識や部屋別のおすすめの窓を紹介しました。窓は、対角線を意識した配置にあると効果的です。南側と北側に取り付ければ、空気の循環を促して、居心地の良い空間にできるでしょう。

加えて、設置する窓は部屋に合わせたものにしましょう。リビングに設置する窓は、部屋に日の光を取り入れられるタイプに。一方で、トイレに設置する窓は防犯性の高いもの選ぶなど、部屋ごとに設置する窓を変えることで快適な生活を期待できます。

リノベーションでは、窓が変えられない場合がほとんどです。
しかし、変えられないからといってマイナスに考える必要もないと思います。
物件を購入する段階でのアドバイスはもちろん、間取りや使い方の変更で快適に暮らせるご提案も可能です。

私たちmiyabiでは、物件探し・設計デザイン・施工までをワンストップでお手伝いさせていただいております。

お客様の理想の住まいづくりをサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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