キッチンを選ぶ際に、「次もガスコンロにしようか?これを機にIHにしようか?」と迷われる方が多いです。
それぞれの光熱費や使い勝手などでどちらが良いのか、特徴を把握したうえで選びたいですよね。そこで今回はIHとガスコンロのメリットデメリットを徹底比較してみたいと思います。
IHヒーターとガスコンロのメリットデメリット
まずはIHヒーターとガスコンロのメリットデメリットを見ていきましょう。
火を使うガスコンロと火が出ないIHヒーターではこのような特徴があります。
IHヒーターの特徴と仕組みについて
まずはIHヒーターの仕組みからおさらいしましょう。
IHヒーターとは電磁調理器のことです。
内部に配置されいているコイルから発生した磁力が調理器具に伝わり、その磁力によって器具自体に流れる電流によって発熱させるものです。この加熱の原理は誘導加熱と呼ばれます。
直接鍋を温めて加熱するので炎が必要ないのです。
●使える鍋が限られる
IHヒーターが発熱するには磁力を伝えることが必要ですので、磁力を伝えやすい鍋やフライパンでなければ使えません。
鉄でできた調理器具や鉄瓶や、すき焼き鍋などは問題ありませんが、ステンレスの器具の場合には磁力を伝えやすい素材でできているものでないと使えません。
●機器が効果
ガスコンロに比べて、機器の価格が高く設定されています。
●燃焼ガスがでない
使用器具に制限があるというデメリットはありますが、IHヒーターは電気コンロと同様に電気の力で加熱するので、ガスのように室内の空気を汚すということはありません。これは大きなメリットです。
最近のカウンターキッチンはリビングと一緒になっています。ガスコンロでは熱が出るので調理中は温度が高くなり夏場のエアコンが効きにくいことがあります。IHは熱を逃しにくいので部屋が暑くなりにくいのもメリットです。
ガスコンロの特徴と仕組みについて
ガスにはいくつか種類があり、その種類に適したガス器具を選ぶ必要があります。
一般の家庭で使用されているガスには、都市ガスとプロパンガス(LPG)とがあります。
また同じ都市ガスでも地域によって種類が違うので、現在住んでいる地域から別の地域に引っ越しする場合、現在使用しているガス器具が使えないこともありますので注意が必要です。火災や事故にもつながりますので、少しでも不安なときは地域のガス会社や近くのガス販売店に問い合わせて下さい。
ガスコンロは火を使うから危険、ガス漏れの心配があると言われています。
消防法の改正により、2008年10月より、コンロのすべてに「調理加熱防止装置」および「立ち消え安全装置」の搭載が義務付けされました。
これにより全てにSi 温度センサーが搭載されています。
以前のものに比べてかなり安全性は高くなっています。
調理加熱防止装置では、温度センサーで鍋の底の温度を管理することで、調理油が危険温度に達する前に自動消火し、天ぷら油などからの発火を事前に防止することができます。
また立ち消え安全装置は、煮こぼれやエアコン・扇風機などの風によって万一火が消えても、自動でガスを遮断しますのでガス漏れを防止することができます。
らに、消し忘れ消火機能により、コンロやグリルなどを点火してから一定の時間が経過すると自動で消火する機能が搭載されていますので、洗濯ものやお子様に手が取られてしまっても安心です。
しかし、こういった機能が付いていても過信は禁物ですので、必ずその場から離れるときは完全に消火したことを確認してから離れるようにしましょう。
IH電気代とガス代はどっちがお得?
ガス単価や使い方にもよりますが、一般的に
都市ガス<IH<プロパンガス と言われています。
メーカーの試算によるとガスコンロは熱のロスが多く、IHは電気の効率が良いので、都市ガスとIHの燃料の大きな差はないようです。
両者を比べた場合、設置費用においてもほぼ同じくらいかかります。
IHクッキングヒーターの価格は、15万円~30万円
ガスコンロの価格は、10万~25万
それぞれに工事費が必要となります。
コンロ自体の価格はIHヒーターの方がやや高めです。
ガスコンロは低価格のものから種類が多くありますので、機能や天板の素材など予算に応じて選ぶことができます。
現在使っているタイプと違う種類のコンロを使う場合、IHヒーターには200Vの電源が必要となりますので、ガスコンロにはガス工事が必要となります。
器具代金や工事費を含めた価格でどちらが良いかを検討してみるのもひとつですね。
IHとガス、結局どっちが良いの?
調理器を選ぶポイントとして、ライフスタイルや家族構成、日頃の使い方を考えることが大切です。
例えば、毎日の食事はどのようなものが多い、どんな料理をよく作るかを考えてみましょう。
炒め物や焼き物が多い食生活ではIHヒーターよりもガスコンロのほうが使い勝手がいいでしょう。
煮ものやシチュー・カレーといった煮込み料理をよく作るご家庭ではガスコンロを使用するよりもIHヒーターを使うほうが火力調整がしやすく使い勝手がよいと思います。
安全性についてはガスコンロもIHヒーターも十分配慮されています。
しかし家族の中に小さなお子様やご高齢の方が居るご家庭、日頃ガスに慣れていないご家庭ではIHヒーターのほうが安全と言えるかもしれません。
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