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2023.08.17
リノベーション

湿気やカビとはおさらば!快適に住める家づくり

リノベーションで多いのが湿気対策です。
マンションは戸建て住宅よりも気密性が高く、室内の気温を一定に保ちやすいといった特徴があります。
その反面、冬になると外と室内の温度差が大きくなることで湿気がこもって結露が発生し、カビが生えてしまうことがあります。結露を放置しておくと、カビやダニ、腐食の原因になり、健康にもよくありません。
そこで今回は、湿気対策の方法や注意点についてご紹介していきます。

湿気が住宅に与える影響とは?

湿気とは空気中に含まれる水蒸気のことで、窓やクローゼット・お風呂などの水回りなど空気の流れが停滞している場所に湿気がたまりやすい傾向があります。

・住宅の寿命が短くなる
木造住宅は、土台や柱などに木材が多く使用されているため湿気の影響を受けやすく、木材がもろくなり、家の寿命を縮めてしまうこともあります。
また湿気の多い場所を好むシロアリにより、家の構造に重大なダメージを与えることがあります。シロアリは見た目では分かりにくいため、早期発見や対策が重要になってきます。

カビが生える
湿気や結露により壁や床にカビが生え掃除の手間が増えてしまいますし、玄関ドアや窓に結露が発生し放置してしまうと木枠が腐ってしまいます。

・住宅だけでなく身体への影響も
カビは湿度が高い環境で繁殖しやすく吸い込んでしまうと、喘息などのアレルギー反応が起きる可能性があります。
湿気が多い部屋は、食中毒の原因となる細菌が発生しやすいため食材の保管方法に配慮が必要になります。

リノベーションでできる湿気対策とは?

・二重窓、ペアガラスに交換する
二重窓は既存の窓の内側にもう一つ窓を取り付けることで、既存の窓と内窓の間にできた空気層が断熱効果を発揮し、結露を防ぎます。
マンションの場合、窓は共有部分にあたるため、変更できませんが、内窓の取付は専有部分なので変更可能です。
しかし内窓つけたことで、外部からの窓の見た目が変わる場合は管理組合への確認が必要になります。

その他に、既存の窓枠はそのままでガラスをペアガラスと呼ばれる複層ガラスに変更する方法があります。
北海道などの寒い地域ではよく採用されているほど断熱性の高さは優れています。ペアガラスのいいところは防音、防犯、紫外線カットといった機能をオプションで追加できることです。

・壁の断熱効果を高める
窓の結露は目に見えわかりやすいですが、壁内結露と言われ壁の中で起きてしまう結露は見つけにくいです。
そのため窓だけでなく壁の断熱もしておくといいでしょう。
壁面に発泡ウレタンを吹き付けたり、ボード状の断熱材を取り付けることで、断熱効果を高めることができます。
ただし、その分だけ壁が厚くなるので、室内の面積が若干せまくなります。戸建てでより高い断熱を求められる方は、費用や工期はかかりますが外断熱がおすすめです。
こうした断熱は防音性や冷暖房の効率も高めるので、光熱費の節約にもつながります。

断熱や窓関係は、ここ数年毎年補助金制度があるので上手に活用するといいでしょう。
補助金についてはこちらをご覧ください↓
https://miyabi-toki.jp/column/%e6%96%ad%e7%86%b1%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%82%84%e8%a3%9c%e5%8a%a9%e9%87%91%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6

調湿建材を活用する
調湿建材は、まるで呼吸をするように、湿気を吸収・放出する建材です。
DAIKENの壁紙「さらりあ~と」や壁を漆喰や珪藻土といった安全な自然素材で仕上げると湿気対策ができます。
また、LIXILの「エコカラット」は空気を吸放出する孔があり、その効果は珪藻土の約6倍、調湿壁紙の25倍以上もあり結露を抑え、消臭効果やカビやダニの繁殖の抑制も期待できます。
バリエーションも豊富で、お部屋のアクセントとして玄関やリビングなどに取り入れられることが多いです。

さらりあ~と:https://www.daiken.jp/buildingmaterials/humiditycontrol/sarariart.html

エコカラットhttps://www.ecocarat.jp/

簡単にできる湿気対策とは?

やはり室内の結露を防ぐには換気と風通しが重要となります。
1.扇風機やサーキュレーターを使い空気を循環させる
2.除湿アイテムを置く(墨・珪藻土・重曹・新聞紙・押し入れなどにすのこを置く)
3.押入れやクローゼットの扉は開けっ放しにしておく
4.24時間換気システム・エアコンの除湿機能を活用する
5.家具は壁から5㎝程度離して置く
6.部屋干しはリビングでせず、お風呂や換気扇のある所でする。

 

いかがでしたでしょうか。今回は湿気やカビ対策についてご紹介してきました。
どのような場所に結露対策が必要か、施工業者とよく相談しながらプランを立てましょう。
簡単にできることもありますので、湿気やカビに悩むことのない快適な住まい作りをしてくださいね。

miyabiでは物件探しからのリノベーションまで行っておりますので何がございましたらいつでもご相談下さいね。
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